大人になっても人見知りをしてしまう 人見知りってそもそも何?

人見知りをしてしまう・・・子供なら許されても大人になると「私、人見知りだから」では済まされない場面も多くなってきます。

でも、仕事をしていても、恋愛でも、そして、ママ友やご近所付き合いも、すべての人との関わりって初対面からスタートするのが基本。家族や親戚のような、物心ついたときからなんとなく近くに居る人とばかり関わっていくことは事実上不可能です。

人見知りで悩んでいる方って実は結構いらっしゃる!けど、そうではない人から見れば「甘え」ともとられてしまうのが辛いところです。

今回は、人見知りにスポットを充ててみましょう

人見知りってそもそもなに?

人見知りとは、初対面の人が苦手で緊張してしまったり、初対面の人についつい無愛想に対応をしてしまったりすることです。

実は、人見知りとは、人の目や評価、関わり方が解らないという迷いから来るもの。決して相手に対する敵意ではないと言われています。

例えば、相手から変に思われたくないとか、相手に不愉快な思いをさせたくないという必要以上の気遣いや遠慮から来ているということもできるかもしれません。

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人見知りをしやすい人には特徴があった

敵意ではなくどうしたらいいのかわからない・・・という戸惑いが原因になっている人見知りはどんな人に多いのでしょうか。

人見知りをしやすい人の特徴としては

自分に自信がない
デリケート
ひとりが好きで一匹狼的な行動が多い
相手と目を合せることをしない
特定の人と狭く深い関係を作りやすい

中には、警戒心が強い人や過去に対人関係でトラブルを起こした経験があって疑心暗鬼になっている方もいらっしゃるかもしれません。

自分に自信がない・・・つまり自己評価が低く自己肯定が苦手ということは、自分で自分を評価していないということです。

だから、初対面の人と関わるときに「この人、私のこと心の中で笑っているかも」とか「変に思われたくない」という感情が出てきてしまいますから、どうしても相手の目が気になるのです。

そのせいで、自分を受け入れて貰えるか、認めて貰えるのかという不安を避けるために、初対面の人との関わり方を探ってしまったり、初対面の人を避けようとすることも人見知りのひとつの現れ方といえます。

また、緊張から会話が弾まなかったり、相手の意見にとりあえず迎合してしまったり。そうなるとますます自分に自信が持てなくなりますし、初対面の人と関わることそのものがストレスになってしまいます。

もしかすると、こういった悪循環がますます人見知りを加速させているのかもしれません。

人見知りは直せるの?

人見知りを直す・・・言葉にするのは簡単ですが、心が感じることをコントロールするのは決して楽なことではありません。

ですが、社会生活を送る上で、人見知りを克服したという方がいるのも事実です。

人見知りを克服するのは、一日にしてならずではありますが、できることはたくさんあります。

まずは、人の目を気にするのではなく自分の意見を持って自分を表現する努力をすることです。そして、自分は「結構いけてる」「これは得意」と自信をもつこと。そしてできないことは「これができないのは私の個性」だと割り切りましょう。

自分を正しく評価することが、自分に自信がなくて人からの目が気になるという人見知りの心理にうまく作用してくれるはず。もちろん、言葉でいうほど簡単ではないかもしれませんが、まずは自分を正しく客観的に評価する事です。

そうすれば、人の目ではなく自分がどうしたいのかが主体になってきます。

ネガティブを捨ててドーンとぶつかっていく位の自信を持つこと、そうして人と関わっていけばあなたに好意を持ってくれる人も出でくるはず。嫌われたらそれはただ相性が悪かっただけ。別になんてことありません。

そうなれば、初対面の人と関わっていくことの楽しさも見えてきます。

初対面の人と接することがストレスではなくなれば、人見知り改善の第一歩といってもいいでしょう。