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民俗伝承

なぜ日本はコロナ死者数少ない?非土足文化・手洗いは神道のケガレ思想

2020年5月現在、日本の新型コロナウイルスの死者数は世界的に少なく、多くの国が「日本は新型コロナの抑え込みに成功した」と報じています。日本の新型コロナ収束の理由の1つに、手洗いの徹底と非土足文化(靴を脱ぐ習慣)があります。そんな日本人の衛生観念のルーツは神道のケガレ思想にあります。今回は民俗学の視点から日本の新型コロナ対策を読み解きます。

【地方の怖い風習】人肉に子殺し!東北の飢饉の惨状「わらす河原」

人肉食、姥捨て山、カニバリズム、子殺し…そんな怖い風習が日本にも存在しました。東北地方の飢饉は壮絶でした。青森県や岩手県には、子殺しや子捨ての風習が残る「わらす河原・崩川」といった地名が残っています。今回は東北の飢饉の惨状と、地方の怖い風習を紹介します。

接触しようとすると矢が飛んでくる?!”北センチネル島”のセンチネル族

世界にはたくさんの国があって、そしたたくさんの民族や部族がいます。それぞれに文化を持っていますが、自分達とは違う国の民族や部族との関わりを持っています。貿易をしたり、旅行をしたり・・・そして、様々な最新技術に触れてそれを使うことができる・・・。 この記事を読んでいるあなたももちろん、そのなかのひとりです。 でも、世界にはまだ他の民族や部族とほとんど接触せずに、現在の文明とも触れることなく生活してい […]

本当に子供向け??実は怖い日本昔話「かちかち山」

皆さんは本当の「かちかち山」のあらすじを知っていますか? 「かちかち山」の裏には残酷で、決して子供向けとは思えないほどのストーリーが隠されているのです。 この記事では「かちかち山」の真相に迫っていきます。

日本の闇の風習「夜這いと夜伽」田舎の怖い風習とは

昔と今では貞操観念がかなり違う訳ですが、それにしても恐ろしい話し…だって、松の内が開けたよるに自分のところにそこらじゅうの男性が走ってセックスにしくるんですから…。綺麗な女性であるほど、怖い夜だったことでしょう。

戦国武将はみんなやっていた?!乱妨取りが怖い

突然ですが、みなさんは戦国武将って好きですか?歴史にあまり興味がないという方でも、豊臣秀吉や徳川家康、織田信長などの人気武将は耳にしたことがあるでしょうし、歴史が好きという方なら、肩入れしている武将がいるという方もいらっしゃることでしょう。

封印された伝統 おじろく・おばさ

今では、おじさんやおばさんを生まれてきた順番で区別する…そんなことはほとんどないでしょう。ですが、ほんの少し前まで、日本には生まれてきた順番だけでそのあとの人生が決まってしまう風習があったんです。 それが「おじろく・おばさ」です。

日本で行われていた自然葬が怖すぎる

亡くなった人を弔って葬る…私たち人間は亡くなった人を埋葬するという文化をもったいない生き物です。 今は、埋葬するときには所定の手続きを取って火葬し、骨にしてからお墓やお寺などに埋葬しますよね。 今では火葬は当たり前の事ですが、ずっと前は火葬ではなく自然葬という方法で埋葬されていたこともあるんです。

耳が聞こえない理由とは?福岡県の菊姫伝説に迫る!

耳が聞こえない理由とは?福岡県の菊姫伝説に迫る! 世界遺産登録された宗像大社や沖ノ島があることで全国的に知られている福岡県の宗像市という田舎町があります。今では福岡市のベッドタウンとして発展しているのどかな場所ですが、この地域の山沿いには、恐ろしい逸話とともに語り継がれている「菊姫」という姫の伝説があるのです。

同じ地球上なのになかなか行けない場所…世界屈指の難峰

オカルトオンラインでも何度か取り上げてきた「山」。同じ地球上の陸地なのにまだだれも登っていない未踏峰や、遺体が目印になっているエベレスト、死亡率38%のアンナプルナなど、自然の力とスケールの大きさはな私たち人間のサイズ感をはるかに凌駕するもの…。 実は世界には、世界トップクラスのクライマーが最新の装備を持ってもなお、なかなか登れない山や岩壁があるんです。 世界屈指の難峰「ラトック」「ガッシャーブル […]

今さら聞けない「おみくじ」のあれこれ!起源やマナー・全国の面白おみくじ紹介

今までなんとな~くで済ませていたけど、知れば知るほど奥が深くて楽しめるものってありますよね。 「おみくじ」もその一つ。 初詣だから 毎年引いてるから 観光スポットの名物だから とただなんとな~く引いているだけのアナタ、すっごくもったいない!! 何気なく引いたそのおみくじから、人生を変える教訓が得られることだってあるんです。 またおみくじは、神様から直接アドバイスをもらえる一番手軽な方法でもあります […]

京都駅から約30分で行ける、あの世とこの世の境目「六道の辻」

六道とは、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道。前世の行いによって次の生をどの世界で過ごすかを定められ、徳を積み、やがて離脱することを目指す。 「六道の辻」はその名の通り、これら6つの世界の分岐点にあたると言われており、もっと素朴な信仰においては「冥府への入り口」とも信じられてきた。

人類が一度も足を踏み入れたことがない場所 未踏峰

みなさんは山登り…ってしたことありますか? 遠足で登ったことがあるという方や、趣味で山に登ぼるという方もいらっしゃるかと思います。高山に関してはオカルオンラインでもいろいろと記事を取り上げてきましたが、死体が目印になっているエベレストや世界屈指の難峰のK2、死亡率が高いことで知られているアンナプルナもすべて、今からもう何十年も前に登頂が果たされています。 ですが、世界にはまだまだ、人類が一度もその […]

【高知県の心霊スポット】足摺岬は平安時代から自殺の名所【民俗学】

高知県の観光地「足摺岬」は心霊スポットとしても有名です。飛び降り自殺者が多い「自殺の名所」として有名だったからです。しかし足摺岬の自殺のルーツは、実は平安時代にまでさかのぼることができます。今回は高知県の心霊スポット足摺岬を、「補陀洛渡海」というキーワードに注目し、民俗学の視点から読み解きます。