本気で怒れるのは数秒だった?怒りをコントロールするポイントとは

失礼なことを言われたり、理不尽なことをされたり・・・

自分にとって大切な人のことを悪く言われたり・・・怒りという感情が湧き上がってくる経験をしたことがきっとあるはず。

喜怒哀楽のひとつでもある怒りは、生きていく上で避けて通ることができないものです。

かーっとなると普段なら言わないようなことを言ってしまったり、しないような事をしたりすることもあるでしょう。

そんな怒りですが、実はそう長く続く感情ではないとも言われています。怒りが持続する時間に怒りをコントロールるヒントがあるかもしれません。

怒りの頂点はたったの6秒?!

失礼な人や理不尽に思わず「カッ」とした経験ありませんか?

決して喜ばしいことではありませんが、怒りという感情を生まれてから一度も経験したことがないという人はきっと少ないはず・・・

主人のことをバカにされてカッとなったことがあります。相手が上司だったので言い返さずに飲み込みましたが、絶対に許さないし、信頼できる人だとは思えなくなりました

 

コンビニバイトをしていてお客様に「いつものタバコ」と言われ、解らなかったので銘柄を伺ったら「このバカが」と怒鳴られた。

 

などなど、失礼な人。理不尽なことは確かにあります。時には怒らないといけない場面ももちろんあるでしょう。

ですが、この怒り・・・今、私たちが生活している社会においてはとてもやっかい。

仮に自分は全く悪くなくても、怒りにまかせて感情をコントロールできなかったら周りからの評価が下がってしまうこともあります。

それが、ストレスになってしまうことも・・・。

つまり、怒りのコントロールは社会生活を送る上で欠かせないものということになります。

「そんなこと言われてもカッとなるんだもん」

というあなた。確かに、そう。カッと瞬間的に沸いてくる怒りそのものを止めることはなかなかできないでしょう。ですが、この怒りという感情はの頂点はたったの6秒といわれています。

つまり、6秒間だけ自分の怒りをなんとか我慢していれば、あとは理性的に対処でしやすくなるということ・・・。もちろん、怒りをコントロールするのは相手のためではなく、自分の為。

あなたに酷いことを言ったりしたりするような人から自分を守るためです。

参考資料:出世ナビ 丸の内キャリア塾 「怒りのピーク」は6秒、感情と上手に付き合う秘訣

深呼吸をして5数えてみる

瞬間的にカッとなった!衝動的に動いてしまいたい・・・やり返してやる!言い返してやる!

というきには、まず、深呼吸をしてから頭の中で1.2.3.4.5と数えてみましょう。怒りの頂点が6秒なら、これで6秒をなんとかやり過ごして怒り頂点をピークアウトさせることができます。

怒りの原因にたいして、その場でどう対処するのか、無視するのか、それとも反論した方がいいのかを考えるのはそれからでも遅くありません。

例えば、最近問題になっているあおり運転・・・。法律で禁止されてもなお煽ってくる人は残念ですがいますよね。そんなときに煽れてカッとなって「あおり返してやる」なんてことをしてしまうのも、瞬間的な怒りからきている可能性大。ですが、冷静になれば、そんな運転をする人をわざわざ相手にするメリットはないはずです。道を譲るか、酷いようなら車を停車させて通報するのが大人の対応といっていいでしょう。

今の例えで言うなら、後者の判断が冷静な判断ですよね。

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冷静な判断をするためにも、まずは、怒りの頂点の状態で半しないようにすることがひとつのポイントになりそうです。

怒りにまかせて衝動的な言動をしても良いことはひとつもありません。

相手のためではなく自分を守るために、怒りのコントロールを心がけてみるのもいいかもしれません。