「体調悪いの?大丈夫?」お節介な人への対処法とは

友達や親戚、そして、同僚など私たちは複数の人と関わって生きています。生活していく中で周囲の人を助けることもあるし、助けられることもあるわけですが、相手がよかれと思ってやっていることが”迷惑”ということもあります。

今回取り上げるのは”お節介な人”問題です。

お節介?!干渉好き?!な同僚

私の職場にお節介な同僚がいます。
もともとおしゃべりが好きなのか、自分のことも聞かれてもいないのによくしゃべるし、周囲の人のプライベートなことも平気で聞きます。

決して、悪い人ではないし攻撃的ということもない。

ただ、この同僚がいるとランチも休憩もゆっくりできません。

それでも、オフィスにいる間は仕方ないかもしれない。けど、私が昨年の冬にインフルエンザになって休んだ時のことです。高熱で頭がぼーーっとする中、スマホが鳴っていることに気づきました。

発信元はその同僚。

「あれ?何か緊急事態かな」

と思って出てみると

「体調はどう?大丈夫?」

という声。

内心「体調が悪いんだから休んでるの!そっとしておいてよ」と思いました。が、すぐに電話を切ってくれると思ったんです。ところが、そこから会社の話や自分がいかに心配しているか、以前自分がインフルエンザになったときはどんなだったか・・・を話し始めました。

こちらは高熱&関節痛で苦しんでいるというのにです。はっきりいって迷惑でした。

この同僚は他の人が休んでいても「大丈夫~具合どう?」と電話してくるそう、あるとき、会社で貧血を起こして倒れてしまった人がいて会議室で寝かせてあげていた時にも、会議室に入っていって「大丈夫~」と声をかけていて上司から止められていました。

他にも、頼まれてもいないのに人のファッションにアドバイスをしたり、自分が気に入っている空気清浄機を勧めてきたりすることもあります。

言っても治らない(というか悪気がないからか解ってない)ので、みんな諦めモードですが困ったモノです。

 

 

どうしてお節介をやくのか

どうして頼まれてもいないのにお節介なことをするのか・・・適度であればそれは親切だし配慮だし、よく気が利く人ということになります。

ですが、体調不良で休んでいるときにわざわざ電話してくるような人はお節介と言わざるを得ません。

お節介な人は

  • 自分の存在意義をそこに見いだしている
  • 必要とされたい

という欲求が強いと言われています。

また、世話をしてあげる相手に依存していることもあります。

つまり、お節介は相手のためだと思ってしている親切のようであって、実は自分のためなのです。だから、周囲人から煙たがられてしまうのです。

その一方で”よく気が利く人”というのは、相手が何を望んでいるかを考えられる人ですから、負担にならないように配慮しつつ相手が望んでいることを汲んで行動できます。

これがお節介と親切の大きな違いといってもいいでしょう。

お節介な人への対処法は?

そっとしておいて欲しいときに連絡してきたり、頼まれてもいないアドバイスをしたり・・・。なかなか面倒くさいお節介な人ですが、どう対処すればいいのでしょうか。

まず、アドバイスをしてくる場合は否定するとますますヒートアップする可能性がありますから「いつもありがとうございます。すごいですね~」と褒めてかわすのもありです。

もちろん、アドバイスを聞いてるフリで充分。あとは、自分がやり方を貫けば良いのです。

そして、口だけではなく手を出してくる時はいっそ褒め倒してお願いしてしまうのもアリです。意地になって「いいです!」「私がやりますから」とつっぱねるとますます相手も意地になるかもしれません。

要するに、上手く受け流してしまうのがポイントです。