世界最大の水素爆弾”ツァーリーボンバ”の威力がやばすぎる

長崎や広島、そして、東トルキスタン(ウイグル)などで使用や実験が行われた核兵器。日本はもちろん核兵器は保有していませんが、ロシアやアメリカ、フランス、中国、イギリスなどの国々は核保有国として知られています。パキスタンやインドも核を持っている事を表明していますし、最近では北朝鮮も核保有国になろうとしています。

世界唯一の被爆国とされる日本では、核兵器の話はある意味でのタブーですが、国連安全保障理事会の常任理事国はすべて核保有国ですし、北朝鮮が核開発を進めている理由のひとつには、核兵器が政治的な意味合いを強く持っていることを意味しています。

そして、世界にはやばい威力をもった最強の核兵器があります。

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世界には核兵器がたくさんある

世界には核兵器がたくさんあります。アメリカは7,000基、ロシアも7,000基は保有していると言われていますし、イギリスやフランス、中国も300基程度の核兵器を保有しているのではないかと言われています。

これが、全部、爆発したら・・・人類をすべて死滅させてもまだおつりがくるほどの数の核兵器が世界にはたくさんあるということです。

そして、核兵器は主に原子爆弾と水素爆発に分けられています。劣化ウラン弾は、核融合反応によるものではないので、核兵器ではありません。強烈な入りもっている核兵器ですが、その中でも最強クラスと言われているとんでもない破壊力をもっている核兵器があります。それが【ツァーリーボンバ】という旧ソ連が開発した水素爆発です。

参考資料:世界の核保有国一覧-世界にはどのくらいの核があるのか?

ツァーリーボンバの威力がやばすぎる

ツァーリーボンバ(Царь-бомба)は旧ソ連が開発した人類史上最大とされる水素爆弾の名前です。正式名称はAN602で、コードネームはイワン。

ひとつの爆弾がもっている兵器としての威力は世界最大で、大気圏内核実験が一度だけ行われましたが、それ以外で爆発したことはありません。TNT換算の威力は最大で約100メガトン・・・これは、第二次世界大戦で使用されたすべての爆弾の総量の50倍に相当します。

広島に投下された原子爆弾の3,300倍の破壊力を持っていて、実験の際には50メガトンにまで威力が抑えられたものの、2000キロ離れていても煙を観測できたそうです。

ツァーリーボンバは、核分裂→核融合→核分裂という行程で核反応が起こる仕組みになっていて、これが壊滅的な被害をもたらす理由です。

核融合反応は、太陽などの恒星が出しているエネルギーと同じです。強烈なエネルギーの元になるのが核融合や核分裂ということです。それを、兵器にしてしまうのですから、恐ろしい被害になることは想像に難くありません。

参考資料:Wikipedia

核実験でのツァーリーボンバの威力

広島や長崎に投下された原子爆弾の何千倍もの威力がある人類史上最強の核兵器”ツァーリーボンバ”ですが、一度だけ行われた実験では、爆心地から半径58キロメートル以内で致命的な熱傷を負うほどの熱線、そして、爆風で半径23キロメートル以内の生き物が死傷するほどの強烈なものでした。

爆心地から50キロ離れていても、熱線で死亡してしまう・・・。ちなみに、広島型原子爆弾の場合、熱線で死亡してしまうと漁れていた範囲の半径は1.2キロ以内でした。この数字をみてもツァーリーボンバがとんでもない威力をもっている水素爆発だということが解ります。

仮に、東京駅でツァーリーボンバが爆発したと考えたら、半径58キロメートル以内・・・つまり横浜や千葉の内房、埼玉まで熱線が届くということなります。大阪の通天閣なら、大阪府全域と、兵庫県の明石市や和歌山、奈良や京都まで死亡するレベルの熱線が届く範囲となります。

気持ちのいいシミュレーションではありませんが、核兵器は1発でここまで威力を持たせることが可能な恐ろしい兵器と言うことです。

そして、このツァーリーボンバが作られたのは1961年のこと。今から50年以上も前のことです。

今、北朝鮮が核開発をしているとされていますが、もし、このまま北朝鮮を核開発を続けて技術がどんどん進歩していけば、ツァーリーボンバのような強烈な核兵器を作り出してしまう可能性もゼロではありません。そう考えると少しだけぞっとしてしまいます。

使用サイト:はんけい

まとめ

世界最大の威力をもった核兵器は、旧ソ連が開発したツァーリーボンバという水素爆発です。

最大で100メガトンの威力を持っているとされるツァーリーボンバ・・・一度だけ行われた実験では、威力が50メガトンとされましたが、それでも、半径58キロメートル以内に死亡してしまうほどの熱線が届き、衝撃波が地球を3週しました。

こんな巨大な核兵器が今から50年以上も前にすでに開発されていました。