李氏朝鮮時代の朝鮮半島の真実とは? ~領土編 竹島であったこととは?~

島根県の竹島という場所をご存知でしょうか。日本海にある島で古くから日本固有の領土でした。竹島という名前をニュースで聞いたことがある!という方も多いと思うのですが、小さな島がニュースで取り上げられる理由…それは、領土問題です。

竹島が領土問題の対象になった理由を見てみましょう。

 

竹島は韓国の独島ではなく「日本の領土」

 

竹島は韓国が領有権を主張して、実効支配…というか正確には不法占拠している島です。

実効支配とは、その場所に人が住み行政が行われ、経済活動が行われるということで、これは国際法の専門用語です。

竹島を何故「日本の領土」だと言えるのか…それは国際法で定められた領土の基準を満たしている場所だからです。国際法では、領土として認められる条件があるのですが、誰のものでもない陸地がある場合は、これは早い者勝ちです。つまり簡単に言ってしまえば、先に占有して主権が及ぶ場所にすればOKというわけ。

そして、竹島に関しては韓国が領有権を主張するよりずっと前から日本の領土として地図や歴史書に記載があります。もう、これだけで日本の領土確定です。ちなみに、先の大戦では韓国とは戦争していませんし、日韓併合は同意の元に行われた平和的なものでしたから、領土問題には関係ありません。

 

竹島を独島だと韓国の主張の方法がもの凄い

国際法上、竹島は日本だと考えるのが妥当なわけですが、それでも韓国はどうしても竹島が欲しい!となると、強引に奪い取るしかありません。

スポーツの試合で「独島我が領土」とかかれたプラカードを掲げたり、日本でも活動しているアイドルに独島は韓国の領土だという政治的な歌詞の歌を歌わせたり、韓国からわざわざ日本に観光にやってきて観光地で「独島から来ました」なんてかかれた横断幕を掲げて記念撮影をしたり…。とまぁなかなか攻撃的なわけですが、こうやって主張を繰り返したからといって歴史的な事実は何も変わりません。

韓国は激しい方法で竹島を自分の領土だと主張するわけですが…世界で唯一韓国が竹島は自分のものだ!と主張しない場所があります。それがICJ「国際司法裁判所」です。
国際司法裁判所は、主権を持つ国家間の紛争を解決するための裁判所なのですが、紛争当事国双方の合意がなれければこの裁判はできません。

それは国家が主権を持っている以上、それは侵害されるべきではないからです。同意があって初めて紛争当事国は国際司法裁判所の決定に従うというわけ。そして、韓国は竹島の領土問題をICJの判断に委ねることを合意していません。

自信があるなら白黒はっきりさせればいいわけですが、やらない。それはなぜなのか。

先ほどご紹介した「領土とはそもそも何か」を考えるとその答えが見えてきます。それは、国際法上韓国のものだと主張できないからです。主張できないどころか韓国は竹島を不法占拠するときにとんでもないことをしでかしているんです。

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韓国が竹島近海で漁師を拿捕し非人道的行為を働いた

画像:Pixaboy

韓国が竹島を「独島」だと言い出したのは1952年(昭和27年)1月18日のことです。李承晩ラインなるものを急に宣言しました。日本は同じ月の28日にその宣言を認めないと主張しましたが、韓国は聞く耳を持ちませんでした。

その年の7月にサンフランシスコ条約が発効し、日米安保条約が成立。そして、アメリカと日本の間で竹島を米軍の訓練基地として提供することを約束しました。これも、日本に竹島の領有権があることに起因したものです。

そして、1953年には韓国は竹島周辺で操業している漁船を拿捕します。つまり、日本の漁師が日本の領海内で韓国に拿捕されたという事実があるんです。

第一大邦丸事件では、当時34才の漁船の漁撈長が韓国海軍からの銃撃で死亡しています。第一大邦丸事件でも取り調べの非人道性が問題になりました。殴打や暴行を受けを船は没収され…漁師たちはただ今までと同じ漁場で操業していただけでした。

この時に、実際に韓国に拿捕されてその後日本に帰宅した漁師の方はこんな言葉を残しています。

漁をしていたら韓国船に拿捕されて、そのまま韓国に連行された。同じ船には自分の弟も乗船していたが弟は結局戻れなかった。韓国での扱いは囚人だったが、家畜以下の酷い扱いを受け暴力受け。そして、大切にしてきた船も漁の為の道具もすべて没収された上で、更に罰金まで支払うよう要求された。あの時、自分が韓国人からどんな扱いを受けて何をされたのか、自分はとても恥ずかしくて誰にもいえない

李承晩ラインは韓国が一方的に宣言したもので、それを理由に民間人を攻撃して拿捕するなど許させるものではありません。

韓国はこうした非人道的な行為をした上で竹島を不法占拠し、その不法占拠を「実効支配」だと言っているのです。

 

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参考資料:昭和27年7月26日官報号外(外務省告示第三十三号) 日本国政府

まとめ

ニュースでよく耳にする竹島の領土問題ですが、マスコミではあまり報道されない事実のひとつ…それは、韓国が日本人を拿捕したという事実です。

隣国同士仲良くするべきという甘い考えを持っていたら、また同じような歴史が繰り返されるかもしれません。

竹島は日本の領土です。何があったかを知らずに「もう実効支配されてるし、仲良くした方がいいんだし、竹島はあげちゃえばいいじゃん」という論調が僅かでもあることこそとっても怖いことです。