157日の周期?!30億光年離れた銀河から高速電波バースト

宇宙から定期的に届く謎の電波について【宇宙から16日周期で届く謎の電波・・・どこから来てるの?】を紹介しました。このように、宇宙からは目に見えないいろんなモノが地球に降り注いでいるわけですが、そこに規則性があるとなると生命体の意志の介在をどうしても期待してしまいます。

この現象がどうして起こるのか・・・まだ、解明されていません。そんな中で最近、規則的に繰り返されるている高速電波バースト(FRB)が新たに発見されたのです。

157日周期の高速電波バーストを発見!?

前回、ご紹介したのは16日周期で届く謎の高速電波バーストでした。正確には16.35日の周期でミリ単位の電波が発生しているというもの・・・。

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どの銀河から来ているかは突き止められていますが、その原因は不明。天体の活動によるものなのか、それとも”何か”が意図的に発しているものなのかははっきりと解っていません。

そんな中で、史上2番目となる規則性のある高速電波バーストを発見したと英国などの研究チームが発表しました。

「FRB 121102」

という名前がつけられたこの電波バーストの周期は157日。90日の間、電波バーストが放出されたら、そのあとの67日は何もない・・・。そして、また90日の放出が始まるというものです。つまり、放出と沈黙を157日の周期で繰り返しているということになります。

こうした規則性を持った電波バーストの発見は、前回の16日周期の電波バーストに次ぐもので、もちろん大発見です。

157日周期のFRBはどこから来てるの?

高速電波バーストに周期がある・・・となると、気になるのは「どこから来ているか」ということ・・・。

157日周期のFRB 121102については、規則性は最近になって突き止められましたが、その存在は以前から解っていました。この電波バーストは30億光年以上も地球から離れたところにある矮小銀河から来ていることも解っています。

 

具体的にどんな星から来ているのかまでは解っていませんが、30億光年も離れた場所から規則性を持って届く電波バーストがあるという事実だけでも世紀の大発見といえます。

規則性のあるFRBの正体は?

規則性があるなんて言われたら「やっぱり宇宙人?」なんて思ってしまいますが、実際は、どうなのでしょうか。

もちろん、詳しいことはなにも解っていませんが、可能性のひとつとして考えられているのが“周期的な天体”が原因であるというものです。

つまり、大きなエネルギーを放出している恒星やブラックホール、密度が高い中性子星などの軌道の関係で、ある一定の周期で地球に電波バーストが届いているという説・・・。

英マンチェスター大学の研究者は、「このようなパターンをもつFRBは、これまで1つしか知られていなかった」と述べ、「こうしたパターンの発見は、FRBの起源を探る重要な手がかりになる。周期性の存在は、FRBを発生させている物体が、恐らくは別の天体の軌道上にあることを物語る」

引用:CNN.co.jp 宇宙空間で繰り返される謎の高速電波バースト、157日の周期が判明

と言っています。

地球外生命体ではなくてちょっと残念なような・・・ほっとしたような気持ちになりますが、別の銀河にあるかもしれない巨大な天体のエネルギーを観測している・・・というだけでもかなり凄いことですよね。

まとめ

16日の周期をもつ高速電波バーストの発見に続いて、以前から観測されていた高速電波バーストに周期あり、157日周期で繰り返していることを英国などのチームが最近、突き止めました。

157日周期の電波バーストの発信元は、地球から30億光年の彼方にある矮小銀河ということは解っています。ですが、その原因は詳しく解明されていません。となると・・・もしかしたら地球外生命体?と思ってしまいますが、科学者は地球外生命体ではなく巨大な恒星やブラックホールの軌道の関係で一定の周期で地球に電波バーストが届いているのではないかと考えているようです。

これから高速電波バーストについては、もっと研究が進められていくはずですから、いつかこの規則性の理由がわかる日が来るかもしれません。

参考資料:宇宙空間で繰り返される謎の高速電波バースト、157日の周期が判明