スコットランドに存在する「犬が自殺する橋」とは!?

私達の身近なペットでもある犬ですから「犬が自殺」なんて聞いたら驚くかもしれません。

しかし、イギリスのスコットランドにはなんと、散歩中に犬が投身自殺してしまう呪われた橋があるといわれています。

今回はイギリスの「犬の自殺が多発する呪われた橋」についてご紹介します。

公開日:2019年10月24日 更新日:2020年2月23日

犬が自殺してしまう橋とは!?

引用: YouTube「Dog Suicide Bridge Scotland ‘TV documentary’」

その橋は、イギリスのスコットランド地方のクライド川にかかる高さ15メートルほどの橋「オーバートン・ブリッジ」です。

通称「ドッグズ・リープ」日本語で「イヌ跳び」といわれています。

このオーバートン・ブリッジで初めてこの現象が現れたのは1950年の事でした。全世界で注目され始めたのは2005年からです。

なんと50年の間で犬が50頭もの犬が飛び降り自殺をしているのです。

[char no=”2″ char=”すぱもん”]1年に1頭は異常なペースだよね[/char]

実際の事件例を紹介

引用: YouTube「Dog Suicide Bridge Scotland ‘TV documentary’」

1995年にドナ・コッパーという女性が愛犬「ベン」を散歩させていました。
この日はとても晴れていて、いつもと変わらない散歩をしていました。
そして、「オーバートン・ブリッジ」に差し掛かったとたん「ベン」が落ち着きをなくしたようにそわそわし始めたそうです。

すると突然「ベン」は走り出し柵を超え、15メートル下の川に飛び降りてしまったのでした。
目撃者の証言では、犬が何かに呼び寄せられているかのように降りたそうです。

それにしても、犬が自殺するなんてあり得るのでしょうか?

「犬が自殺する呪われた橋」の有力な説

【視覚説】

犬が興味を持つようなものは何もありませんでした。このことから見たものに引き寄せられた可能性はないでしょう。

【聴覚説】

犬は人間が聞こえない音も聞くことができるのです。
事件発生現場から数キロ離れた場所には海軍の港があり、潜水艦からのソナー音などの音が犬の興味を引き立たせたのではないかという説です。

【嗅覚説】

人間よりも10万倍以上も嗅覚が優れている犬が、何か興味を引き出すような匂いに反応したという説。
犬の鼻の良さを考えると十分にあり得る説です。
現場周辺には、犬の注意を引く臭いを発する動物として、ミンクやネズミ、リスなどが生息していることが判明しました。
しかし、匂いだけで犬が15メートルもの高さから飛び降りるなど考えられるのでしょうか?

【悪霊説】

1994年にケビン・モイという人物が、赤ん坊の息子を橋の上から投げ落とすという事件が発生しました。
その後、ケビン・モイ自身もその橋から身を投げようとしたところ、妻に止められ思いとどまったそうです。
殺害された子供の亡霊が犬を呼び寄せているのではないかとささやかれています。
その他にも、この橋の近くには【オーバートン・ハウス】といった19世紀に建てられた古城がたっています。

この古城では、当時住んでいたジョン・ホワイト男爵や男爵夫人の幽霊が現在でも目撃されています。

19世紀なので、狩りを楽しみながら生活していたことも考えられますし、当時は猟犬も使って狩りをしていた可能性もあります。

なので、猟犬に近い犬種が犠牲になっているのではないかという可能性が囁かれています。

最近の調査で判明した謎とは?

なんと犬が自殺するポイントと、自殺する犬の種類が決まっているということがわかったそうです。
自殺率が多い犬種は、鼻面の長いコリー犬やゴールデンレトリーバーなどが多いと調査の結果で分かったそうです。
これについて、スコットランド動物愛護協会は「なぜ犬が飛び降り自殺するのか、これは痛ましい謎である」と発言しています。

犬が自殺してしまう橋についてまとめ

引用: YouTube「Dog Suicide Bridge Scotland ‘TV documentary’」

今回はイギリススコットランド地方の犬が自殺してしまう呪われた橋についてご紹介しました。
現在では注意喚起の看板が設置され、このような痛ましい事件は減っている傾向にあるそうです。

それにしても、犬を自殺まで追い込む呪われた橋のむこうにはいったい何があるのでしょうか?
現在でもはっきりとその原因はわかっていません。

あなたはこの真相を知る勇気はありますか?