【日ユ同祖論】日本人とユダヤ人に共通する不思議な文化と風習

われわれ日本人の起源は今もって不明な部分が多く、史書とされる古事記や日本書紀、さらに卑弥呼の時代や渡来人の帰化など数多くの文化が入り混じった現在では、その大元を辿ることは困難だと言われている。

日本史として勉強したものは、アイデンティティとして守られていくべきものであると思うが、西暦450年頃に日本の王とされていた卑弥呼などの実態すらもハッキリとは分かっていないことにはやはり疑問が浮かんでしまうのが、オカルト好きの性である。

ところで「日ユ同祖論」という言葉を聞いたことはあるだろうか?

古くは明治時代に来日したスコットランド人であるニコラス・マクラウドによって提唱された日本人とユダヤ人(有色系ユダヤ人)は同じ先祖であり、古代ユダヤ文明の流れと混乱によって流浪の民となったユダヤ人の一部が日本へと辿り着いたという説である。

この日ユ同祖論には、大まかには祖先が同じであるという1つの筋があるものの、その中でもいくつかの説に分かれており、厳密な部分では細かく分類されている。

いずれも面白い説ではあるが、現代では遺伝子研究が進んで来たこともあり、現在の日本人と現在のユダヤ人では遺伝的な構成に大きな違いがあることも示唆されていることから、日ユ同祖論から日ユの文化同祖論だと捉える人も多い。

それでも、日本人とユダヤ人には少なからず共通した点が見られるのが「日ユ同祖論」の面白いところである。

各類似点などは詳細を個別に解説していくが、まずは日本人とユダヤ人に共通する風習について紹介しよう。

超意外な共通点?お風呂の入り方が同じ

まずはもの凄く身近なポイントで共通する風習から紹介しよう。

なんと、意外なことに日本人とユダヤ人は「お風呂の入り方が一緒」なのである。

日本人の銭湯などでは良く見られる光景ではあるが、日本人は”身体を先に洗って風呂に入る”のが普通であり、これがユダヤ人にも共通している点である。

西欧人はバスタブで身体を洗うのに対して、日本人と西欧人ではユダヤ人のみがお風呂の入り方に共通点があると言われている。

年越しの行事が共通している

日本人のお正月は実家に帰って家族で年越しを過ごすことが多いが、これもユダヤ人の風習と共通している部分である。ユダヤ人の宗教的な行事には「過越祭(ペサハ)」というものがあり、日本人と似たように家族と共に寝ないで過ごすという風習がある。

また、ユダヤ人はペサハの期間は普段とは違うパンを食べる風習がありこれを「種なしのパン(マッツォ)」と呼ぶが、日本の鏡餅と非常に似ている点があるという。

日本の鏡餅は重なっていることが多いが、ユダヤ人は種なしパンを祭壇の横に重ねているという。

加えて日本の正月の期間が正確には7日間であるのに比べてユダヤ人のペサハの期間も7日間と定められている。

神社の鳥居とヘブライ語の共通点

日本の各地にある神社のほとんどには鳥居があるが、実は鳥居の起源については諸説があり、未だに解明されていない部分が多いが、古代ヘブライ語のアラム方言で「門」という意味があるという。

日本人はなんとなく神社に入り口に建っているものであるとの認識であることが多いが、ユダヤ人にとっては非常に分かりやすいものだという。

ユダヤ人の古代ヘブライ建築には鳥居にそっくりな入り口があり、鳥居の特徴的な朱色に関してもユダヤ人には宗教的な理解があるという。

聖書で有名なエジプト脱出時のエピソードにあるがモーセがエジプトのファラオ王からの魔術的な攻撃から人民を守る為に、羊の血で入り口の鴨居と柱を朱色に塗らせていたという。

モーセがエジプトを脱出した時代は紀元節1290年頃と言われており、ヘブライ様式の建築物と鳥居の共通点が浮かび上がってくる。

日本人にもハッキリと分かっていない鳥居についてユダヤ人は見るだけで意味を理解するほど身近な存在であるという。

その他にも数多くの共通点が存在する

日本人とユダヤ人の共通点は上記で紹介した意外にも数多くあり、そこには歴史的な背景や言い伝えなど色々な要素が絡まって「日ユ同祖論」というものに繋がっていく。

今後の記事では日ユ同祖論が唱えられる根拠となっているものを詳細に紹介していくので、自分達、つまり日本人のルーツの一説として楽しんで頂きたい。

もちろんここはオカルトオンラインなので一種の都市伝説的なオカルト話の一旦としても楽しんでもらえればと思う。

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