ENTRY
12月03日13時30分

世界最速のギター、ベース、ドラムそしてピアノ

世界最速。その言葉は、とてつもなく魅力的であるようで、世界中のスピード狂たちが永遠に求め続ける肩書きでもあります。 今回はギター、ベース、ドラム、ピアノの世界最速な人たちとその動画を紹介していきたいと思います。 人間の限界に挑戦する姿はとても素敵?です。

世界最速のギター:チアゴ・デラ・ヴェガ

世界最速の1人目は、日本のテレビでも紹介されて有名になった、ブラジル出身のギタリスト、チアゴ・デラ・ヴェガさん。
スピードは750bpm(1秒間に12.5音!)という、一般的なマシンガンと同じぐらいのスピードだから驚きですね。
彼は2008年のギネス記録保持者で、youtubeを始め様々な動画サイトで取り上げられており、現在も世界最速を保持するべく頑張っておられるようです。
世界中には、「俺のほうが速い!」「いや、俺のほうが!」と言わんばかりの『自称世界最速動画』は沢山あるのですが、音の粒立ちやリズムの安定感を聞く限り、今もチアゴ・デル・ヴェガさんが世界最速と言えるでしょう。
曲は世界最速ギタリストの定番曲、リムスキー=コルサコフ作曲『熊蜂の飛行』。
まるで人間の動きに見えないスピードは圧倒的です。
もちろん、速すぎて聞き取れないという声も多々あるようですが。

 

Hybrid – Tiago Della Vega

世界最速のベース:ジェイエン・ヴァルマ

世界最速の二人目は、米国世界記録管理サイト「レコード・セッター」に記録されている世界最速のベーシスト、ジェイエン・ヴァルマ(jayen verma)さん。
スピードは660bpm(1秒あたり11音!)という、これまたマシンガン・クラスのスピードです。
インドの民族打楽器タブラの演奏方法を取り入れたという彼の演奏は、4つの指を自由自在に操る、その名も「インディアン・スラップ」!?
彼自身が発明したテクニックのため、あまり広まっていないようですが、なかなか合理的で面白い弾き方です。
これから練習する人が増えて、グローバル・スタンダードになるかもしれませんね。
動画はちょっと古めですが、ジェイエン・ヴァルマさんの紹介動画から。
インド音楽のようでありジャズ・ロックのようでもある、世界最速という言葉にとらわれない不思議なベースを聞く事ができます。

 

Reflections of a Purple Moon – The Khayal Groove

世界最速のドラマー:トム・グロセット

世界最速の3人目は1分間にドラムを1203連打(1秒間に約20連打!)という、ありえないスピードで世界1位になった、イギリスのトム・グロセットさん。
2013年の7月には1208連打の新記録を更新し、まさに世界最速の名前に相応しい快挙を成し遂げられました。
ギネス記録を得たドラム連打の動画はあまりに単調。ということで、映画『マン・オブ・スティール』の曲を彼がアレンジした動画を掲載させて頂きました。
アルバムなどは発売されていないのが残念ですが、彼のyoutubeページでは他にも様々なドラミングの動画を見る事ができます。今後の活躍に期待ですね。

音の安定感、抜群です。

世界最速のピアノ: ベンス・ピーター

世界最速の4人目はバークリー音楽学校の生徒であり、ギネス記録保持者であるハンガリーのピアニスト、ベンス・ピーターさん。
かつて、2012年の1月14日に世界一高価なピアノ(ベーゼンドルファーのモデル290)を1分間に765ヒット(1秒間に12.75ヒット!)するという快挙を成し遂げたそうです。
今年の6月には長崎佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」のイベント『音楽広場』でも演奏され、テレビでも紹介されていたので、知っている方は知っているかも。
かわいらしい童顔で、音の出し方も素晴らしく綺麗で、しかも若干21歳!
これからの成長を期待したい、若手大物アーティストですね。
今のところリリースされている音源は、バークリー音楽学校の生徒で作られた「I Am Because You Are」(アフリカの言葉「ubuntu」の英語訳「あなたがいるから、わたしがいる」)です。
作曲・演奏・プロデュースに、オーケストレーションまで、ベンス・ピーターがマルチな才能を余すところ無く発揮した1曲です。
そして、動画は素晴らしい即興演奏『フィボナッチ数列のピアノ曲と8分の7拍子執拗反復即興曲』です。

I Am Because You Are – I Am Because You Are – Single

 

いかがでしたでしょうか。
速いと言ってもただ速いだけではなく、しっかりとした思想が下地になっているからこそ、世界最速とい称号の意味があるようです。
これからも、どんどん塗り替えられる世界記録に目を見張るだけでなく、音楽の深い楽しみを味わいながらながら見て行きたいものですね。