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08月17日12時50分

不動産担保①(法律用語)

不動産の担保については、以前にも簡単にご説明しましたが(http://media-dp.com/2743/)、今回からは、さらに詳しく説明していきます。 まずは、関連する法律用語からご説明します。

債権者

「債権者」とは、誰かに何かをしてもらう権利(=債権)を持っている人、のことをいいます。
例えば、お金の貸し借りがあった場合、お金を貸している側の人のことを「債権者」といいます(「お金を返してもらう」という権利がある)。
銀行からお金を借りている場合、銀行は「債権者」です。

債務者

「債務者」とは、誰かに何かをする義務(=債務)がある人、のことをいいます。
例えば、お金の貸し借りがあった場合、お金を借りている側の人のことを「債務者」といいます(「お金を返す」という義務がある)。
銀行からお金を借りている場合、銀行から見て、お客さん(=お金を借りている人)は「債務者」です。

履行 または 弁済

債務者が、債権者に対して、債権(誰かに何かをしてもらう権利)の内容を、実際に行うことをいいます。
お金を借りていた人が、そのお金を返すことを、「債務を履行する」または「債務を弁済する」といいます。
債務を履行(または弁済)することによって、債権は消滅します。

担保

「担保」とは、債務者が債務を履行しなかった、もしくは、履行できなかった場合の保険となるもののことをいいます。

担保として、「物」を差し出すことを「物的担保」といいます。
お金を借りて、不動産を担保として提供する場合、この不動産が「物的担保」です。
お金を返せない場合、担保として提供した不動産は差し押さえられ、競売による売却代金から強制的に債務を弁済させられることになります。

担保として、「人」を提供する、ということもあり得ます。これを「人的担保」といいます。
担保として、「人」を提供する、とはどういうことかといいますと、要するに「保証人」のことです。
お金を借りた場合の「保証人」といえば、お金を借りた人がお金を返さない場合に、代わりにお金を返す人のことです。

被担保債権

「被担保債権」とは、提供された担保によって保証されている債権のことです。
例えば、
甲さんが、Aさんから100万円、Bさんから200万円、お金を借りています。甲さんは、Aさんからの100万円の借金の担保として甲さんが所有している不動産を提供しました。
この場合、不動産担保として保証されているのはAさんの100万円だけです。つまり、この不動産担保の被担保債権は、Aさんの100万円ということになります。
Bさんの200万円は担保されていないので、被担保債権ではありません。

このコラムの担当は

司法書士 森高悠太

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