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02月12日12時26分

伐採計画もなく今も立ち続けている白い神様 大阪玉造「白光大神」

「こんなところに?路上に立つ御神木」シリーズ第4回目です。今回は、大阪玉造にある「白光大神」にスポットを当てましたので、ぜひご覧ください。

キーワードは「白」

今回ご紹介する白光大神は、大阪市中央区玉造にあります。
JR玉造駅から歩くこと約5分。
時折雪がちらつく中、民家や小さい工場が並んでいる通りを歩いていると、道にひときわ大きな榎木が立っていました。
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こちらが今回ご紹介する「白光大神(しらみつおおかみ)」です。
ちょうど小さな坂のふもとにあるということで、前後にガードレールが設置されしっかりと御神木が守られています。
前回ご紹介した「楠木大神」(http://media-dp.com/3497/)のように交通量の多い道ではありませんが、白光大神も道路のど真ん中に立っています。

では、なぜこの場所に御神木があるのか?
そして、名前になっている「白」というワードを深く調べていきます。

ここにも祀られているあの神様

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近くで見てみると、真っ白な鳥居に「白光大神」と書かれています。
白い鳥居、そして「白光大神」。
なにかと「白」が関係しているこの御神木。
白光大神の祠に目を向けてみると、今回のキーワード「白」に結び付けられた神様が鎮座していました。
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このシリーズをご覧いただいている方にはすっかりおなじみとなっている神様「ミイサン」こと白蛇です。
白光大神の「白光」は、祀られている「白蛇」からとった名前だったのです。

そして、白光大神から50mほど先に「玉造稲荷神社」という神社があります。
この玉造稲荷神社に植えられていた榎木の種が白光大神のある場所まで飛んでいき、すくすくと育ちそこに白蛇が住みついた、という逸話があります。
4(アイキャッチ)
玉造稲荷神社の境内から撮影。
鳥居の向こうに、白光大神の御神木を見ることができます。

今でもこの場所に存在する意味

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また、これまでご紹介した「ミイサン」には、「伐採した人が変死をする」といった様々な恐ろしいエピソードがありましたが、今回の白光大神にはこのようなお話は存在していないそうです。

撮影が終わり、しばらくすると地元の方と思われる女性が丁寧に祠の掃除をされている光景が目に入りました。
地元の方々から当たり前のような存在になっており、たたりがなくても現在までこの道の真ん中で大事に残され続けているという意味をこの白光大神から感じることができました。

ぜひ、お近くに来られた際は白光大神に足を運んでみてはいかがでしょうか。