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01月29日10時32分

伐採を試みた人たちが次々と…。大阪梅田・太融寺「龍王大神」が巻き起こしたミステリー

「こんなところに?路上に立つ御神木」シリーズの第2回目です。今回は、大阪市北区・太融寺近くにある「龍王大神」にまつわるエピソードをご紹介させていただきます。

300年以上この街を守り続けている大銀杏

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今回ご紹介する「龍王大神(りゅうおうおおかみ)」は、前回ご紹介した「鶯塚」(http://media-dp.com/3434/)と同じ大阪市北区に在ります。
「梅田駅」から歩くこと約10分。
周辺の雰囲気は前回と打って変わり、お店やビルが立ち並ぶ繁華街。
絶えることなく車が通る大きな道路の真ん中に「龍王大神」が存在します。
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樹齢300年以上と言われているイチョウの木の御神木がひときわ存在感を出している龍王大神。
では、これまでどのような逸話があったのか、迫ってみましょう。

大銀杏の伐採を試みた人たちに次々と降りかかった怪現象

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龍王大神がある野崎町周辺はもともと「太融寺(たいゆうじ)」の境内として地元の方から親しまれていました。
あるとき、御堂筋にも近いことからこの一帯が区画整理されることになり、それに伴い道路の拡張工事が計画され、当然のようにこのイチョウの木も伐採されることになりました。
しかし、いざ工事が実行されて伐採しようと木を伐(き)っていたところ、伐採していた人たちが相次いで亡くなっていったという怪現象が起きたそうです。
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この龍王大神の御神木には「白ヘビ」が住みついていると言われており、この事故が白ヘビのたたりによって起きたと恐れられ伐採は直ちに中止なった、というミステリーのような話が存在しています。

空襲から住民を守った奇跡の御神木

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たたりと騒がれる一方で、このようなエピソードも語り継がれています。
時は1945年。
この年、「大阪大空襲」が大阪の街を襲いました。
梅田一帯もたちまち火の海となったのですが、なんと龍王大神の手前でピタリと火の手が収まりました。
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そんな奇跡のような出来事から、住民は龍王大神を火除けの神として崇めるようになり、現在も地元の方の守り神として大切に残されています。

ぜひ太融寺へもご参拝を!

今回は、大阪市北区にある「龍王大神」をご紹介いたしました。
ご参拝は自由にしていただけますが、交通量の多い道路の真ん中にありますのでくれぐれも車の通りにはお気を付け下さい。
また、本殿である「太融寺」は西に5分ほど歩いたところにありますので、ぜひこちらもご参拝されてみてはいかがでしょうか。

「こんなところに?路上に立つ御神木」シリーズ。
ぜひ次回もご覧いただきますようよろしくお願いします。