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01月15日11時12分

甚大な被害をもたらした各地の大地震に迫る

1月17日で、阪神・淡路大震災から20年が経過します。今回は、これまでに世界で発生した大地震を掲載するとともに、地震の規模やそれらがもたらした被害について迫ります。

東日本大震災(2011年3月11日)

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画像引用元:Wikipedia

私たちの記憶に新しい、東日本大震災。
2011年3月11日に宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源として発生したこの地震。
地震の規模を示すマグニチュードは9.0と、日本列島周辺で起きた地震としては観測史上最大の大地震でした。

また、この震災による被害も非常に大きく、2015年1月9日現在の警察庁発表による死者・行方不明者は18,483人で、建築物の全半壊は合計40万1,567戸、避難者の数もピーク時では40万人以上の方が避難されるなど、この数字を見ても改めて甚大な災害だったことを思い知らされます。
これらの被害の多くは地震が起きた際に発生した津波によるもので、多いところでは波高10メートル以上の大津波が沿岸部の街を襲いました。

そして、今年の3月でこの震災から4年が経過する現在もその影響が残っています。
復興庁によると、2014年12月11日時点の発表では23万3,512人の方々が今もなお避難生活を余儀なくされており、どれほど大きな震災だったかということを物語っています。

関東大震災(1923年9月1日)

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画像引用元:Wikipedia
1923年(大正12年)9月1日、神奈川県相模湾北西沖80kmを震源として発生した関東大震災。
マグニチュードは7,9と、先ほど掲載した東日本大震災と比較すると規模は下回りますが、この震災がもたらした被害は日本災害史上最大級となる大震災でした。

被災者は190万人、死者・行方不明者は10万5000人余りとされており、建築物の全壊が約10万9000戸、全焼が約21万2000戸。
これらの被害は振動のほか、沿岸部への津波による被害も発生していました。

チリ地震 (1960年)

1960年5月にチリで起こった大地震は、地震の長さが約1,000km・幅が200kmの広範囲での震源域として発生しました。

これまでの歴史上として最大級で、そして世界最大とされているこの地震では、津波による被害が近隣諸国だけではなく遠く離れた私たちの国にまで襲いかかってきました。
まず、この地震によって発生した約18mの高さの大津波がチリ沿岸部を襲い、その15時間後にはハワイ諸島を襲いました。
ハワイ島のヒロ湾を襲った津波では61名の死者が出たほか、海岸線から約800m以上の内陸にまで被害が出るという驚異的なものでした。

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画像引用元:http://www.bo-sai.co.jp/chirijisintunami.html
そして、この地震による被害は遠く離れた日本にまで及ぼされることになります。
地震が発生したチリから地球の真裏に位置する日本では、発生から22時間半後に最大で6.1mの津波が襲いました。
主に三陸海岸を襲った津波により、死者・行方不明者合わせて142名、負傷者が855名、建築物の被害はおよそ46,000棟という大きな被害を受けました。
地球の真裏に位置する日本にこのような被害が出た理由としては、発生した位置が日本の対極にあったことや、直接的な地震を体感していなかったために気象庁の対応も遅れてしまい、ハワイなどの津波情報を生かすことができなかったことが原因とされています。