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12月05日12時50分

インフルエンザにご用心

12月に入り急に寒くなりましたが、風邪などひいていませんか? インフルエンザも11月17日の週から増えはじめました。 インフルエンザにかかったら会社として、社員さんとしてどうしたらよいでしょうか。

インフルエンザで休ませたら休業手当が発生するのか

インフルエンザに感染した場合、会社は休業手当を払わなければならないのでしょうか? 休業手当とはわざと、うっかりといった会社側の都合で社員さんを休まさなければならなくなった状態の時に、社員さんに落ち度はないので、仕事ができない分の生活保護を図るための手当です。 とはいえ、これは会社にはどうにもできないような仕方のないときは含まれません。 休業手当の例として、資材や設備の欠陥のため社員さんに休んでもらったら、原則的に会社の責任があると考えられ、休業手当が発生されるケースが多いでしょう。
ではインフルエンザはどうでしょうか。 まず、インフルエンザにかかって社員さんが会社を休む場合は、原則的には会社の責任とはならず、休業手当を支払う必要はありません。 お医者さんや保健所が指導・要請してお休みする場合も同じです。 しかし、お医者さんなどの要請の範囲を超えて、会社の独自判断として休業をさせる場合は、会社のせいで休ませたとなり、休業手当を支払わなければならない可能性がでてきます。 要は通常の病気と同じような扱いです。

家族が感染したときに社員さんは休む必要があるか

これも考え方は先ほどと同じです。 お医者さんや保健所の要請がある場合は、会社の責任とはならないと考えられます。 一般のインフルエンザでは家族が感染したからといって休むということはほとんどないと思いますが、2009年に流行した新型インフルエンザのときにはこのような話もでましたね。 そして先ほどと同様、お医者さんなどの要請の範囲を超えて、会社の独自判断として家族が感染したときに社員さんを休業させる場合は、会社のせいで休ませたとなり、休業手当を支払わなければならない可能性がでてきます。

日頃の予防が大事

社会人として仕事をする以上、労働の提供をすることで、会社は賃金をくれるわけです。 労働の提供をするために健康な状態を保てるよう、日頃から予防をすることは社会人としての責務でもあると私は思います。 次の日の仕事が早いから、なるべく早く寝るようにしようということと同じです。 社会人であれば、手洗いうがい、咳エチケットなど、しっかり予防をしましょう。 それでもかかってしまうことはもちろんあります。 その時はすぐに病院に行って診断をしてもらいましょう。 無理をして会社で他の人にうつしてしまうのは、会社にも他の社員さんにも迷惑になります。

 

年末でなにかと忙しくなります。 ぜひ注意をして、楽しい年末年始を迎えられようにしましょうね!

このコラムの担当は

インフルエンザにご用心
まゆみ社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 新田真弓

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