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11月28日13時00分

リンパってなあに?

健康を語る上で、血液や血管のことは最も大切なこととして、誰もがかなりの知識を持っていますが、意外とリンパについては知っているようでよくわからない人が多いのではないでしょうか? リンパ節が腫れたら病気のサインとか、リンパの流れを良くして代謝を高めると、よく聞くと思いますが、今日はそんなリンパについてのお話しです。

リンパの由来とは

リンパの由来は、ラテン語から来ています。

その意味は、

『きれいで澄んだ水』

『泉から湧き出る水』

という意味があります。

赤血球が含まれていないために、『白い血液』とも呼ばれています。

全身に網目のように張り巡らされているリンパ管や、その中継地点のリンパ節、リンパ管の中を流れるリンパ液などを総称して『リンパ』と呼んでいます。

リンパの役割

私達の体は、成人の場合約60%が水分でできています。

そのうち細胞内にある水分が2/3、体液といわれる細胞外にある水分が1/3です。

この体液の分類は、血液・尿・腹水・脳水・脳骨髄液・リンパ液やその他があります。

リンパ液の役割は静脈で運びきれなかった老廃物や余分な水分を集めて静脈へ運び出すことです。

血液の場合は動脈と静脈という行き帰りがありますが、リンパ液は一方通行です。

血液は心臓のポンプ作用によって血管を勢い良く流れるのに対し、リンパは自発的に収縮機能によってリンパ液を流します。要するにリンパの周りにある筋肉の収縮によってポンプ作用をつくり、リンパ液を流しているのです。

リンパを語る上で必要な器官。それはなんと『ふくらはぎ』

皆さんの両足後ろにある『ふくらはぎ』。実は歩くだけではなくとっても重要な器官なのです。

心臓から遠く離れた足にある血液が、重力に逆らって上がっていくには、『ふくらはぎ』の筋肉が収縮して、力強くサブポンプの役割を果たさなければならないのです。

『ふくらはぎ』は第2の心臓とも言われています。心臓だけでは補いきれないポンプの役割を担い、下半身の血流を促す役割をしているからです。

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『ふくらはぎ』はとっても重要な器官なのですが、重力の影響で血流が悪くなると、冷えてしまうという欠点があり、そうすると筋肉が硬くなりポンプ機能が停滞し、更に血流が悪くなるという悪循環をしてしまいます。

『ふくらはぎ』は血液と同様に、リンパ液を身体に巡らせるポンプとしての機能を持っています。

老廃物を運ぶ役割を持っているリンパの流れが滞ること。これがいわゆる『むくみ』に繋がるのです。

『ふくらはぎ』を触ってみて冷えを感じる場合には、足首と指の足を動かしたり、ふくらはぎをマッサージして血液やリンパの流れをよくすることをおすすめします。

リンパ液が滞り無く流れる身体は、美と健康には欠かせないのですね。

この連載の担当は・・・

リンパってなあに?
井上 千明
医学博士
健康管理士
健康カウンセラー
ホリスティックラボ主催

http://www.bontec.co.jp

結婚、出産育児、妻、母親そして企業家経営者という体験から、なにか社会の役に立ちたいという意識を強く持ち、現代人の健康と生活に密着した一番大事なものとしての、「水」に注目、美味しく安全なる水を消費者に送り出す。また心身を患う人びとへメディカルアドバイザーの立場から副作用の無いバイオテクノロジーによる薬用飲料の普及活動に携わる。現在は株式会社ボンテックでアドバイザーを務め、健康不安を感じる方からの電話相談を幅広く受けている。