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11月14日12時50分

労働保険の手続きは事業主の責務です!

11月は「労働保険適用促進強化期間」です。 先週のねんきん月間と似たようなことになりそうですが(笑)。 労働保険適用促進強化期間とは、労働保険未加入の事業所に対して、加入を促進するための取り組みを強化する期間のことです。 今日は労働保険について少し見てみましょう。

労働保険とは

労働保険とは、労災保険と雇用保険を合わせたものを労働保険といいます。 保険の給付を受けるときは別々ですが、会社が保険料を支払うときは2つ一緒に支払いをします。 雇用保険は社員さんの分もお給料から天引きされていますね。 会社は健康保険や厚生年金のように社員さんと会社とで半分半分負担して払うわけではなく、会社は社員さんより少し多めに負担します。 労災保険は社員さんが保険料を負担するわけではなく、会社が保険料を負担します。
雇用保険は失業したときにもらう失業手当(実は本名は「基本手当」といいます。ちょっとツウかも!?)が有名なところですね。 労災保険はお仕事中や通勤でケガや病気になった時に守ってくれるものです。

加入は事業主の責務です!

さてこの労働保険は1人でも社員さんを雇っていたら加入の手続きをしなければなりません。 それは正社員さん、派遣社員さん、パートさん、どんな人でもです。 雇用保険は1週間の仕事をしなければならない時間が20時間以上で、31日以上雇用見込みがある社員さんが雇用保険の被保険者になります。 労災保険はどんな人でも保険料を計算するとき、数にいれなければなりません。 そう。 これは事業主さんの責務なのです。 というのも、もしも大きな事故が起こってしまったとき、労災保険に入っていなければ会社は大変なことになってしまいます。 労働基準法で、会社は業務上社員さんがケガをしたり、病気になったら、必要な療養の費用を負担しなければならないとあります。 労災に入っていれば、その費用を労災から出すことができます。 社員さんを守るために、また会社を守るためにも、労働保険の手続きは必要です。 

人を雇うということ

人を雇うということは、仕事がたくさんで回らないから雇うということなのですが、私の個人的な意見を申し上げると、人を雇うのはそんな単純なことではないと思います。 人を雇うというのは、その人のすべてを背負うことだと思っています。 たとえば、社員さんに万が一のことがあったとき、その人の家族はどうなりますか? マイナスのことだけではなく、社員さんの能力をあげることで本人のキャリアになる、会社の業績があがる、ひいては日本経済を支えるわけです。 それくらい人を雇うということはいろんな責任があるんです。 社員さんは家族です。 家族のことを考えたら、保険加入の手続きをしないなんてないですよね。

今日は、労働保険についてお話しました。 最後脱線した感は否めませんが…。

このコラムの担当は

労働保険の手続きは事業主の責務です!
まゆみ社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 新田真弓

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