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10月30日10時56分

大阪七福神めぐり完結編 ~7人の神が宿りし街・大阪~(後編)

さて、前回と今回で大阪七福神巡りのまとめとしてお送りしています。後編の今回は、各七福神にまつわる逸話や関係性を深く掘り下げてご紹介したいと思います。

知られざる七福神たちの秘話

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では、各記事でお伝えしきれなかった七福神たちのエピソードをご紹介しましょう。

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まずは、美人で琵琶を弾く姿が魅力的な弁天様こと弁財天(http://media-dp.com/2889/)。
元々、インドでは河の神様だった弁財天。
そのような経緯から、川などの水辺に深く関わりのある場所に祀られています。
それを証明するように、大阪七福神めぐりで弁財天が祀られている法案寺は道頓堀川に沿った場所にあります。
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そして、こちらの記事(http://media-dp.com/2999/)でご紹介した布袋尊。
一見、浮浪者のような生活を送っていた布袋尊ですが、人の運命を予知する能力を持っていた一方で、まわりでは不思議な出来事がいくつも起こっていました。
雪降るある日のこと。降り積もった雪の中で横たわっていた布袋尊。
その布袋尊の身体には、なぜか雪が積もっていなかったという出来事がありました。
それだけではありません。
9世紀末に亡くなった布袋尊。
埋葬され、あの世に送り出された数日後に別の場所で目撃されるという世にも奇妙なエピソードがあります。

七福神の関係性

各方面からそれぞれ集まった七福神たちですが、その中にも深い繋がりのある神様も存在します。

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このシリーズの第1回目(http://media-dp.com/2827/)と2回目(http://media-dp.com/2856/)でご紹介した「寿老人」と「福禄寿」。
この2人はどちらも中国の道教が起源となっている神様で、同体異名(同体であるのに名前が異なる、という意味)の神とされています。
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そして、この2人には共通している点もいくつかあります。
1つは「長寿の神」であること。
もう1つは、伴っている動物の象徴も共通しています。
寿老人は「鹿」を伴い、福禄寿は「鶴」を伴っています。
この鹿と鶴は、どちらも「長寿の象徴」と言われている動物です。

これらの共通点から同体異名の神と言われ、中には2人で一つの神としてまとめられ、代わりに他の神様が入る。
すなわち、また別としての七福神になったというケースも過去にありました。

そのようなエピソードもありましたが、現在はそれぞれ2人とも七福神の一員として災難から守ってくれています。

七福神巡りは全国でも!

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さて、これまで全8回に渡ってお送りした七福神めぐりシリーズ。
この七福神めぐりは大阪だけでなく、日本各地でも指定された各7社を巡るコースが存在しております。

当記事をお読みになり、更に深い七福神のエピソードを知って各社を巡られるとより興味深く、楽しい七福神めぐりができることでしょう。

ご覧下さいまして本当にありがとうございました。
このシリーズをご愛読下さった全ての皆様に、福がありますように。