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10月21日02時44分

土地家屋調査士とは?(士業紹介シリーズ⑧)

土地や建物の所有者の依頼を受けて、法務局に不動産の表示に関する登記を申請し、そのために必要な測量や調査をおこなう国家資格者であり、不動産登記のスペシャリストであります。

不動産の登記が必要な理由とは?

モノや物品と違い、土地や建物などの不動産は、一見して所有者や形・境界が不明瞭です。これらの情報を明確にすることが、安全でトラブルのない不動産の売買には不可欠であります。
これら不動産の情報を一般の人にもわかるようにした「不動産登記制度」により、円滑な不動産取引が出来るようになっています。

不動産の表示に関する登記とは?

所有者にその申請義務が課せられています。
しかし、その手続きはとても複雑で一般の方には理解しづらい事があります。
そこで、私たち土地家屋調査士は、依頼人の求めに応じて、不動産の表示に関する登記の申請手続を代理します。
不動産の物理的な状況を登記簿に反映するために、調査・測量の結果を踏まえ、建物を新築した場合における建物の表示の登記、土地の分筆の登記等の登記申請手続を行っています。

土地の境界について

土地の取引の現場において、土地家屋調査士がかかわらないことは無い、と言っても過言ではありません。
土地を売却する際、隣地との境界が確定していなければ買い手がつかない事が多いからでです。
都市部においては公法上の境界である筆界を表した不動産登記法第14条の地図の備え付けは、いまだ十分ではありません。
実際に登記所に備え付けられ、取引の際の資料とされているものは「地図に準ずる図面」(通称「公図」といわれるもの)であり、これは明治時代に作成されたものですので、筆界の位置や土地の面積を正確に表現していると言えません。
そのため、土地家屋調査士が境界のプロとして、現地において売却にかかる土地の境界を調査・測量し、明らかにしていきます。
そして、その結果を受けて、登記された地積に誤りがあればそれを是正すべき登記を申請し、現況と登記を一致させていきます。

このコラムの担当は

土地家屋調査士法人京和合同事務所
代表社員 冨田博文

業務内容
不動産登記 境界確定業務 開発申請業務

公職
大阪工業大学非常勤講師

大阪事務所
大阪市西区北堀江1-1-27イマイビル6F
TEL06-6538-6680

京都事務所
京都市中京区烏丸通四条上る笋町688番地
第15長谷ビル8F
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