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10月10日12時50分

あなたのお給料は大丈夫?最低賃金のおはなし【その1】

最低賃金といえば、時給で書いてあるので、なんとなくアルバイトさんの話?と思いがちですが、もちろん月給でお給料をもらっている方にも関係します。 今日はまず最低賃金ってなに?というお話です。

最低賃金とは?

最低賃金制度は、国が「これが賃金の最低!」という額を決めて、会社は社員さんに対して、決まった額以上賃金を支払わないといけないという制度です。 もしも最低賃金額より低い賃金で会社と社員さんが契約を結んでも、基本的にその契約は無効となり、最低賃金額と同じ定めをしたというふうにみなされます。 

最低賃金の種類

最低賃金には2種類の設定があります。

・地域別最低賃金
・特定(産業別)最低賃金

「地域別最低賃金」は、都道府県ごとに決められたもので、どんな業種か、どんな職種かということに関係なく、働く場所で決まってくるものです。 雇用形態を問わず、どの社員さんもみんなが対象となります。 ただし、一部、許可を受けて特例で最低賃金額を下回ってもよい場合があります。

「特定(産業別)最低賃金」は、特定の産業でお仕事をされている場合に適用されるものです。 これは都道府県によってどんな産業に適用されるか違ってきます。
特定(産業別)最低賃金は、18歳未満または65歳以上の方、雇い入れ後一定期間未満の技術習得中の方、その他その産業に特有な軽易な業務をする方は適用されません。

ちなみに「両方該当するよ。」という場合、会社は高いほうを支払わなければなりません。また派遣社員さんの場合は、派遣されるお仕事場所がどこの都道府県にあるか、どんな産業なのかということで最低賃金が適用されます。 派遣元の会社が基準ではありませんのでご注意ください。

お給料のうち何が対象になるの?

では、最低賃金の対象となるのはお給料のうち、どの部分をいうのでしょうか。 最低賃金の対象となるのは毎月支払われる基本的な賃金の部分です。 実際に払われたお給料から以下のような賃金を引いたものが対象になります。

・臨時に支払われるもの (例)結婚手当
・1か月を超える期間ごとに支払われるもの (例)賞与
・時間外・深夜労働・休日労働に対するもの
・精皆勤手当・通勤手当・家族手当

次回は例を使って最低賃金以上かどうか、チェックする方法をお伝えします。

このコラムの担当は

あなたのお給料は大丈夫?最低賃金のおはなし【その1】
まゆみ社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 新田真弓

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