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09月30日01時00分

建築士とは?(士業紹介シリーズ⑤)

建築士

建築士とは、建物の「設計」や「工事監理」を行うことを主な仕事にしています。
取り扱える建物の種類や構造、床面積や階数、建物の高さによって、
一級建築士>二級建築士>木造建築士
に分かれています。
また数年前より、一級建築士のなかにも、構造の専門家である「構造設計一級建築士」と設備の専門家である「設備設計一級建築士」制度が創設されています。

設計と監理

みなさんが、自分の家を建てようとした場合を考えてみましょう。
自分が所有している土地(敷地)に、自分の思い描いた建物が建てられると嬉しいですね。
しかしながら、道路にはみ出した建物や地震がきたら倒れそうな建物が並んでいたら、本人はもちろん、まわりの方にとっても、とっても危険です。そのために「建築基準法」があり、建築士は、これを最低限度の基準として、建物を計画することになります。
建築基準法には、耐火に関する規定や建物の高さの規定、窓の大きさや階段、建物の用途制限等のたくさんの規定があり、建物の種類や大きさ、用途によって制限される規定も異なります。
建築士は、設計していく過程で、これらの規定と建築関係の法令の範囲内で、みなさんに専門家としてのアドバイスをしながら、ご要望をできるだけ取り入れて、建物を設計していきます。
建物の計画がほぼ完成し、構造的にも十分耐力があると計算されれば、その後は「建築確認申請」→「工事着工」に進んでいきます。
ここで必要になるのが「工事監理」になります。工事の日程調整や職人さん手配等を行う「工事管理」ではなく、「工事監理」は、建物が設計通りに行われているかをチェックするのが主な仕事で、設計図通りの「材料」が、設計図通りに「施工」されているかを確認していきます。
たとえば、住宅の場合、基礎部分の鉄筋の太さや本数、コンクリートの種類や厚みを、また構造部分の柱や梁の大きさや構造金物の種類・内装については建物内の使用部材や仕上材料が設計図通りなのかを現地と照合していきます。

新築だけでなくリフォームも

「設計」や「監理」と聞くと、どうしても「新築」を想像してしまいますが、リフォームにおいても、建築士の仕事はあります。
たとえば、リフォーム現場で床や天井・壁を解体するときには、構造を補強する大きなチャンスになりますし、やみくもに補強するのではなくて、建築士による建物全体を考慮した適切なアドバイスを受けることができます。また、各市区町村の防火地域・準防火地域に指定されている区域においては、防火性能を考慮した材料や施工の方法ついても、建築士が専門的なアドバイスをすることができます。
もちろん、家事のしやすさや部屋の行き来など生活のしやすさを考慮したリフォームプランも提案することができますので、設計の段階から、建築士がタッチするのもいい方法かもしれません。

建築は日々進化しています

日本の基幹産業ともいえる建築は、市場規模も大きいということもあって、毎日のように新しい技術や部材などが開発され、日々進化を遂げています。10年前と比較すれば、その差は歴然です。
我々建築士も、日々の努力を忘れず、常に新しい知識を吸収しなければなりません。
現在、お住まいの自宅についてのご相談や、これから家を建てようとされる方、これからリフォームをされる方等、どんな方で結構です、建物に関する疑問がございましたら、一度、建築士にご相談されてはどうでしょうか。きっといいアドバイスが聞けると思います。

このコラムの担当は

新築でもリフォームでも、新しいモノを創りあげるのは、たいへんな作業です。
そんな時は、専門家の知識をご活用されてはいかがですか?

ishibashi

「良質で快適な住まい」をつくるお手伝い
一級建築士事務所 城東住宅建設株式会社
 代表取締役 石橋 直樹

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