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09月12日17時30分

なにか色々と変なことが起こる世の中で、そろそろ本気で心の病気というものを考える時ではなかろうか

ここ最近の事件や事故のニュースを見た感想としてよく思いますが、たしかに同様の事件は過去にあったかもしれませんが、最近のはそこに至る過程や動機がどう考えても理解に苦しむものであったり、また同様の事件がまるで世の中がその時だけシンクロしたかのように発生したりしています。 たくさんの事件事故がこれでもかというくらい次から次へと出てくるので、つい最近の以前の事件ですら、『ああ、こんなのあったな』と言われたら思い出す程度になってしまう、他人ごとであるという前提があるからか、私達が事件慣れしがちになるほどです。 過去ではそのような事件事故が発生する度に、犯人はキチガイや性格破綻者のように断罪され、それは我々一般人とはまるで人種が違うかのような扱いをされていましたが、最近では事件そのものが身近にありすぎて、これは私達もその場になればそういう行動を起こし得るかもしれないという、今まで見過ごされてきた心の闇や病気というものがクローズアップされるようになってきたと思います。  

そもそも心とは脳とも連携しているもの

心の病気は有史以来ずっと存在してきました。

今は医学の発達により、心の病気というものがある程度定義されており、そして世間一般的にも今や誰でもかかる可能性がある病気として広く認識されています。

心の病気は身体に傷がつく怪我とは違いますので、今病気なのかそうでないのかの境界線が見えにくいいので、扱いがしにくものであります。

現代社会は便利で快適ですが、一方でストレスが非常に多く、人にとって厳しい環境かもしれないものであって、そのストレスの重さ軽さはその人の置かれた立場や、その人そのものストレス耐性によって感覚がちがいますが、ともかく全身でストレスを受けている状況にはかわりありません。

そもそも心がどこにあるのかはっきりと判る形態は存在しませんが、少なくとも脳とリンクをしていることは間違いがないようです。

ストレスを脳が処理しきれなくなった時に自らの心までも侵され悲鳴を上げている状態が心が病気になりつつある状況なのです。

同じ量のストレスを何人かに同じように与えたとしても、人にはそれぞれ性格がありますので、それに対する対応方法にも違いが有るように、心のダメージの蓄積にも違いがあります。

心の病気に対して強いか弱いかは、個人の性格が柔軟であるかどうかが決め手になるのです。

キャラクターが柔軟で穏やかな人、ユーモアがあって人生を楽観的に感じている人は、心の病気の発症率は少ないように思います。

では心の病気になりやすい傾向の人はどのような人でしょうか。
次のチェックリストを見て、自分の心が重くなりそうな点を把握してみましょう。

心の病気にかかりやすい性格【チェックリスト】

■性格が硬く、柔軟性にかけている人

■人の忠告を聞く耳を持たず、突っ走ってしまう。

■周りを気にせずのめり込みやすいところがある。

■人との交流を全く持とうとせず、人との交流に喜びを感じない。どちらかと言えば避けたい。

■全てに完璧を求めて、またやらなければ気が済まないから全体の視野を見失いがちになる。

■勝ち気だけが目立ってしまい、皆と楽しむことを忘れてしまう人

■人のことが常に気になってしまう対人不安や対人過敏な人

■他人と自分を比べて、自分は能力がない、容姿が悪いと自己評価を落としている人

■全てにおいて悲観的に考える人

■依存的性格がとても強い。なんでも人に頼ってしまう人

■自立心が乏しく、考え方も幼い未熟な性格

いくら待っても逃げてもストレスが無くなることはない

ストレスとは単に自らに不利だと感じる状況が現れる状態を言いますので、たとえ楽な中にいても自分の体が病気になったり、降って湧いたように次から次へと現れるものです。

ストレスのない生活なんてものはありえないのです。

しかし人間にとって好ましいストレスと、好ましくないストレスがあるものです。

ただ好ましくないストレスというものはそれを克服することによって、将来的に好ましいストレスに変換させることは可能です。

例えばアスリートの日々の過酷なトレーニングが試合で自己ベストを更新した時や優勝した時に得られる快感などです。

自分の目標を定め、そこに向かって努力をすることによって心を鍛えて、病気になりにくくなっていくのです。

この連載の担当は・・・

なにか色々と変なことが起こる世の中で、そろそろ本気で心の病気というものを考える時ではなかろうか
井上 千明
医学博士
健康管理士
健康カウンセラー
ホリスティックラボ主催

http://www.bontec.co.jp

結婚、出産育児、妻、母親そして企業家経営者という体験から、なにか社会の役に立ちたいという意識を強く持ち、現代人の健康と生活に密着した一番大事なものとしての、「水」に注目、美味しく安全なる水を消費者に送り出す。また心身を患う人びとへメディカルアドバイザーの立場から副作用の無いバイオテクノロジーによる薬用飲料の普及活動に携わる。現在は株式会社ボンテックでアドバイザーを務め、健康不安を感じる方からの電話相談を幅広く受けている。