ENTRY
09月02日12時50分

司法書士とは?(士業紹介シリーズ①)

司法書士って、なに? どんな仕事をしてるの? よく耳にはするけど、実際、何をしている人かはわからない、という人は多いのではないでしょうか?

登記申請の代理人

弁護士の専門は「裁判」、税理士の専門は「税金」、
では、司法書士の専門は?

その答えは、「登記」です。

「登記」とは不動産や会社などについて、法務局で登録すること、または、登録してある内容のことです。
「登記」には、大きく分けて、不動産に関する不動産登記と会社・法人に関する商業登記、があります。
不動産登記については以前にご説明しました(http://media-dp.com/2395/)。
商業登記とは、会社名、本店所在地、資本金の額、役員など会社のことを法務局へ申請して登録してもらう手続き、または、その登録内容のことを言います。

この登記内容に、新規登録・変更・追加・削除など、が生じた場合に、その登記を管轄する法務局へ登記申請を行うことになります。
登記申請は、法律で決められた形式で申請書を作成し、法律で決められた必要な書類を揃えて、法務局へ提出することにより行います。

この書類の作成と登記申請を本人に代わって行うのが、司法書士の仕事です。

裁判関係業務

あまり知られていませんが、司法書士も弁護士と同じように、裁判や和解交渉の代理人となることができます。

ただし、目的の金額は140万円以下に限られています。たとえば、お金の貸し借り(金銭消費貸借契約)であれば、貸した(借りた)金額が140万円以下の場合に、それに関する裁判の代理人となることができます。
この140万円を超えてしまいますと、司法書士は代理人となることができませんが、裁判の訴状など裁判所に提出する書類の作成を、本人に代わって作成することはできます。ただ、この場合は法廷には、本人に行ってもらう必要があります。

また、裁判所の手続きには、相続放棄や成年後見の申立など、誰かと争う裁判ではなく、単に、書類を提出して、裁判所で審査・判断してもらう「申立て」という手続きがあります。司法書士は、この「申立て」に関する書類の作成も行っています。

財産管理業務

司法書士は、本人に代わって、財産の管理をする業務も行います。

成年後見制度
成年後見制度とは、認知症、知的障害、精神障害などによって判断能力が不十分となってしまった方のために、その方に代わって財産管理をしようという制度で、財産管理をする人を成年後見人といいます。
この成年後見人に司法書士がなることもあります。

相続財産管理人
誰かが亡くなった際に、その相続人の行方がわからない等、相続人がいるかどうかがわからないときに、その相続人に代わって、相続財産を管理する人のことです。
この相続財産管理人に司法書士がなることもあります。

不在者財産管理人
その行方がわからなくなってしまっている人のために、その人に代わって財産を管理する人のことです。
この不在者財産管理人に司法書士がなることもあります。

上記のいずれの財産管理人についても、家庭裁判所への申立てが必要で、家庭裁判所から財産管理人に選任されることになります。

このコラムの担当は

司法書士 森高悠太

ホームページ http://www.moritaka-leo.jp/

司法書士 もりたか 法務事務所
〒564-0062
大阪府吹田市垂水町2丁目3番26-302号
TEL 06-6310-1707