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08月28日16時48分

ハードディスクの故障にご注意!データ救出は高い!

パソコンを日々、扱う人々にとって、記憶媒体となるハードディスクは必要不可欠なものです。 ハードディスクが故障すると今まで蓄積したデータが全て飛んでしまう!その危険性について再度、確認してみましょう。

そもそもハードディスクって壊れるの?

結論から言うと、パソコンなどに入っているハードディスクは「消耗品」です。
必ずどこかのタイミングで壊れるものなのです。

ハードディスクの構造は、その大きさや製造時期にもよりけりですが、ほとんどの場合、数枚の記録円盤にガリガリと書き込みをする仕組み担っています。
この写真を見てみると、ハードディスクの構造が分かります。

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ご覧のとおり、ハードディスクは円盤にレコードの針のようなもので書き込み・読み込みを行います。
円盤の真ん中に支柱があり、それを軸にしてくるくる回りながら書き込みを行います。
その書き込んだ場所に針を戻して、読み込みを行います。

ハードディスクの性質上、この構造は変えられない仕組みであると言われています。
ハードディスクが故障する原因としては、いくつかの代表的な箇所があります。

ハードディスクが故障する仕組みとは?(グリス乾き)

1つは、円盤を支えている支柱に塗られているグリス(油分)の乾きが原因です。
長くハードディスクを使っていると、円盤が回転する頻度が高くなり、油分が乾いてきます。
この油分が乾いてしまうと、円盤がスムーズに回転しなくなり、データの読み書きに支障をきたします。
使用頻度によって誤差はあるものの、一般的にはこのグリスが乾いてくるのが2~3年と言われています。
つまり、このグリスが乾いてしまうと「寿命」となってしまうのです。

ハードディスクが故障する仕組みとは?(記録円盤の摩耗)

記録円盤にレコードの針のようなもので読み書きを行いますが、この読み書きを重ねていくと記録円盤自体が摩耗していきます。
この摩耗が激しくなると、ガリガリという、引っ掻くような音が聞こえてきます。
パソコン本体に耳を近づけてガリガリガリガリ、カリカリカリというような音が聞こえていると、摩耗が進んでいる現象になりますのでこれらの音には注意しなくてはなりません。
摩耗が進むと、ある時を境に「カッチン」「カッコン」という音に変化します。
この「カッチン」という音になると、いよいよ摩耗の限界が近づいています。もし今、その音が鳴っているのであればすぐにバックアップを取られたほうが良いでしょう。
いつ故障してもおかしくない状態になっています。

ハードディスクが故障する仕組みとは?(電気的な原因)

パソコンは精密機械です。中に入っているハードディスクを中心とする部品も、すべて精密機械です。
これらの部品は全て、電圧の変化にとても敏感に反応します。
例えば部屋や事務所のブレーカーが落ちてしまったり、近くに落雷があったり、電化製品を蛸足配線でつなぎ過ぎてパソコンに供給する電力そのものが低下していたりした場合、その影響は結構出てしまいます。
電気的な事象が原因での故障は珍しくなく、事前の告知なくいきなり壊れてしまうので、この辺りについても十分気をつけましょう。
もし可能であれば、壁のコンセントにアースをつけて、直接パソコンの電源コンセントを繋げて電力を供給する事をお勧めします。
ほとんどの家屋の場合、壁電源コンセント部は電圧が安定していることが多いので、大事なPCについては直接とることをお勧めします。

ハードディスクが故障したらどうしたらいいの?

ハードディスクが故障した場合、その損傷度によって解決策が変わります。
軽度の症状の場合は、物理的にハードディスクをパソコンから取り出し、別のパソコンにつなげれば中のデータが見れる可能性が高いのですが、中度以上の症状になると専門の復旧業者に依頼しなくてはなりません。
「ハードディスク データ復旧」などで検索すれば山ほど専門業者が出てきますが、そのほとんどがかなり高額になります。
500GBくらいの容量の場合、損傷度にもよりけりですが、大凡20万円~80万円くらいになることが多くあります。
重度の損傷の場合は100万を超えることもしばしばあります。
何故こんなに高いのか、というと、専門の業者の場合は無菌状態のクリーンルームで円盤を分解し、記録されていたデータをパズルのピースを組み合わせるように取り出していく為、非常に時間がかかってしまうためと言われています。
記録円盤は空気中のホコリなどが触れてしまうと更に故障してしまうので、クリーンルームが必須となるのです。
設備の利用とそれらを行う専門スタッフの人件費から考えても、この金額になってしまうのは否めない状態でしょう。

ハードディスクが故障する前にバックアップを取ろう

故障してからの復旧は、前述したとおり非常に高額になります。
その為にも、故障する前に必ずバックアップをとる心構えをしましょう。
一般の場合は市販されている外付けハードディスクなどを利用することで問題ありません。
ただ、USBメモリでのバックアップは故障の頻度から考えてもあまりお勧めしません。USBメモリも非常に壊れやすい為、できれば外付けハードディスクでバックアップを取られたほうが良いでしょう。
会社などで重要なデータを取り扱っている場合は、ファイルサーバーなどを導入して2~3年に一回、ハードディスクを交換の上、運用することが望ましいでしょう。
何事も転ばぬ先の杖、バックアップを必ず取るように常習化しておけば、故障した時も困ることはありませんし、高額な修理費を支払う必要もありません。
全てはそれらの運用体制で事後の結果が変わってきますので、一度、現在利用されている環境を見なおしてみてはいかがでしょうか?

 


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