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06月27日20時30分

メンタルの疲労ってなんだろう

運動によるつかれ(疲労)より、日々の生活の中で感じる疲労感は、メンタルの疲労から来ている場合が多いのです。 残念ながらワールドカップでグループリーグ敗退してしまった日本代表の選手からも、インタビューで時々フィシカルとメンタルというのをよくお話されます。 メンタル面をコントロールしているのは自律神経です。 自律神経の働きが低下してしまうと、集中力が切れ、脱力感に見舞われてしまうのです。 今日はこの、メンタル面の疲労(心理的疲労)を読み解いていきましょう。

メンタル疲労の元、ストレッサー

メンタル面の疲労、いわゆる心理的疲労を引き起こす原因のことを、ストレッサーと呼びます。

このストレッサーにより、体に異常が生じます。

反対に身体が元の健康な状態に戻ろうとする過程をストレスと呼ばれています。

そう、よく言われるストレスとは、身体がなんとかして元に戻ろうとする生理学的作用のことなのです。

バネをイメージして下さい。

バネを縮めようとする力がストレッサーです。

そしてバネが縮こまった状態で、元の形とは違った形状になっている。そしてこれから元に戻そうとする力がストレス、こういうわけです。

ストレッサーとは主に3つに分けられます。

1.物理的・科学的ストレス
 騒音や気温の変化、大気汚染など自分自身を取り囲む環境から受けるストレス。

2.生理的ストレス
 過労・睡眠不足・栄養不良などによるイライラ

3.心理的・社会的ストレス
 人間関係・不安・心配・恐怖・失望などによるストレス
 入学・結婚・昇進など、他人から見ると幸せな出来事でもストレスになることが多い。

本人にとってはストレスの原因になることでも、他の人にとってはどうでも良くて、ストレスにならないケースも有ります。

様々なストレッサーはそれに直面した人の性格や気質によって、有害なものになったりならなかったり・・・

ストレスになる人にとっては、それらにうまく対応できないと、神経症や心身症・行動障害などのストレス疾患の症状がでたりします。

あなたはどの段階?ストレスチェック

メンタルからのストレスがかかった状態はどのように変化していくのでしょうか?

ストレスは初期段階から末期段階までの3段階があります。

もし、あなたが今疲れてるなと感じているのなら、今はどんな状態なのかを測るために参考にして下さい。

 

初期段階 (警告期)
・疲れからくるイライラでなんとなく体調が悪い。ミスが多くダラダラした気持ちになる。

 

中期 (抵抗期)
・ダラダラ・依頼だの体の症状から、元の健康な状態に回復しようと身体が変化する。
・血圧の変調、血糖値の上昇、心臓の変化などがある。
・休みをとっても治らず、逆に仕事を抱え込んだりする。
・休養が無いことにより集中力がなくなる。
・物忘れ、計算ミスをよくする。
・ストレス性の潰瘍ができる。
他にも様々な機能的異常がでます。

末期 (疲弊期)
・自律神経の働きが乱れ、一層体がだるく疲れやすくなる。
・頭痛、動悸、めまい、呼吸困難や、ムカつき、吐き気などの症状に加え、神経症や心身症、行動障害などのストレス疾患になる。
・あきらかにおかしいと周囲の人にいわれる。

メンタルのストレスで負けないために・・・

メンタルは非常にデリケートでストレスに耐えうるかどうかは個人差が有ります。

同じ状況に置かれても、流せる人、非常に気にしてしまう人の両方がいます。

なぜならメンタルのストレスは外部からの要因と、個人のストレスの受取り方の2つの要素から成り立っています。

さてどんな人がストレスにやられやすい人のでしょうか。

・完璧主義者で責任感が強い努力家

・人から頼まれると断りきれず自分で全部引き受けてしまう。

・几帳面で神経質な人

・頑固で厳格な人

・他人の失敗が許せない人

・内向的でおとなしい人

・取り越し苦労の多い人

・周囲に気を使いすぎる人

これらの人がストレスにやられやすいとよく言われます。

でもこれだから悪いというわけではなく、自分自身がどのような状態で、どのような気質であるのかを、自分のメンタル面を客観的に自己分析して、逃れることのないストレスと上手に付き合ってゆくスキルを身につけてほしいのです。

この連載の担当は・・・

メンタルの疲労ってなんだろう
井上 千明
医学博士
健康管理士
健康カウンセラー
ホリスティックラボ主催

http://www.bontec.co.jp

結婚、出産育児、妻、母親そして企業家経営者という体験から、なにか社会の役に立ちたいという意識を強く持ち、現代人の健康と生活に密着した一番大事なものとしての、「水」に注目、美味しく安全なる水を消費者に送り出す。また心身を患う人びとへメディカルアドバイザーの立場から副作用の無いバイオテクノロジーによる薬用飲料の普及活動に携わる。現在は株式会社ボンテックでアドバイザーを務め、健康不安を感じる方からの電話相談を幅広く受けている。