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05月15日14時46分

歴史・自然・グルメをたっぷり堪能できる「三重県・伊賀上野」の国へ!

皆さんは、三重県「伊賀上野」と聞くと、直感的にどんなイメージが出てくるでしょうか?今回は、魅力たっぷり伊賀上野のオススメスポットや名物を、地元出身の筆者ならではの視点からお届けしていきます。

電車で伊賀へ!車中から伊賀の国を堪能!

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さて、まずは電車で伊賀上野の中心地へと行ってみましょう。
大阪や名古屋方面から伊賀上野へ行く場合、必ず立ち寄るのが乗り換えの駅となる「伊賀神戸(かんべ)」駅です。
ここから「伊賀鉄道」へと乗り換え、伊賀上野のメインスポットに行くことができます。
この伊賀神戸駅は屋根などが昔ながらの造りとなっており、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。

伊賀鉄道の魅力は、なんと言っても車両のデザインです。
そのデザインから「忍者列車」と呼ばれており、初めて見た観光客は思わず写真を撮るほど。
気になるその忍者列車とは、こちら!!
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忍者が車両一面に描かれています。
写真のこのデザインは旧タイプのもので、現在はまた新しいデザインの忍者列車が伊賀鉄道を走っています。
この忍者列車のデザインは、あの銀河鉄道でおなじみの松本零士氏がデザインされました。
忍者列車の第1号は1997年から運行され、1台だけ松本氏のサイン入りの列車が走っています。

さぁ、いよいよ出発。
中心地の上野市駅までは30分ほどの乗車時間ではありますが、窓から見える景色が時間を忘れさせてくれます。
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見渡す限りの田畑と山。そして青空。
日ごろ、都会で慌ただしい時間を過ごしている人にはぜひこの景色を堪能していただきたいです。

町中が忍者だらけ!

町中が忍者だらけ!
さて、列車に揺られること30分、上野市駅で下車します。
降りた直後に目に入ってきた光景がこちら。
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ロッカーの上で刀を持って構える忍者。
電車を降りて約10秒。いきなり伊賀の洗礼を受けます。
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改札を出て駅前へ。この日は快晴で、絶好の観光日和でした。

取材を行った日は忍者イベントが開催されており、至る所で忍者が観光客を出迎えてくれました。
(※イベントは終了しております)
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駅の入り口や
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店の前にも。
町中をあげて忍者一色になっていた上野周辺です。

伊賀の歴史に出会える場所

上野市駅から上野城へと向かう道中に「上野歴史民俗資料館」があります。
2階建ての建物で、1階が昭和30年代の伊賀地方の農家の様子が再現された部屋があり、実際に部屋に上がることもできます。
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また、井戸や米を炊くかまど等もあり、農業が盛んな農家の様子を知ることができます。

そして、2階には古代で使われていた貴重なものが展示されています。
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ここでは、7世紀後半に建立されたと考えられる古代寺院で使われていたという瓦や、古墳時代の馬具などの展示がされており、伊賀の歴史を知ることができます。
また、三重県指定文化財の「宮殿形陶製品(くでんがたとうせいひん)」も展示されており、間近で見学ができます。
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この「宮殿形陶製品」とは、飛鳥時代に焼き物でできた仏殿から仏像を中に入れて礼拝するためのお堂のことであり、ここで展示されているものは、なんと35からなる破片を接着剤で接合、そして石膏で隙間を埋め、見事に復元された姿となっております。

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このような貴重な展示物が間近で見ることができる「上野歴史民俗資料館」。
入場は無料なので、観光に訪れた際にはぜひ立ち寄っていただきたいです。

自然あふれる上野城へ!

資料館を出て、緩やかな上り坂を歩いて、いよいよ上野城へと向かいます。
まず目に入るのは、この素晴らしい木々たちによる緑あふれる光景です。
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まるで今から私たちを大自然へといざなってくれるような、木々でできたドーム。
このドームを通りつつ、坂を上って行くと目に入る光景がこちらです。
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目的の上野城が見えてきました。
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こちらが伊賀上野の象徴、上野城です。

この上野城は天正13年(1585年)に築城されました。
現在の天守閣は昭和10年に完成されたもので、3階建ての天守閣内には甲冑・武具や伊賀の名産の伊賀焼などが展示されています。

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また、上野城の石垣から見える眺めも良く、伊賀市内を一望できます。

伊賀を代表する詩人「松尾芭蕉」

そして、上野城がある上野公園内にはこのような建物もあります。
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伊賀が生んだ俳諧師・松尾芭蕉の記念館「芭蕉翁記念館」です。
ここでは松尾芭蕉の展示品や、グッズが販売されています。

また、2014年は松尾芭蕉翁生誕370年ということで、伊賀市をあげて様々なイベントが行われております。
3月15日~6月22日までは、この芭蕉記念館にて「芭蕉展 –蕉風への道-」というイベントも行われております。

周辺のおすすめスポット

では、最後に上野市駅周辺で立ち寄れるおすすめの場所をご紹介します。
まずはこの建物。
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城下町になじんでいる味わいのある建物。
なんと、この建物は銀行なのです。
地元の銀行「百五銀行」のATMが入っている建物なのですが、上野城近くにあるということで、このようなデザインになっています。
そして、表示もこのとおり。
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「現金自動取扱所」
英語やカタカナ表記を一切せず、漢字での表記です。
非常に凝った銀行となっています。

そして、この銀行から歩くこと3分。
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城下町にいきなり現れた神秘的な光景。
緑に囲まれたこの神社は「上野天神・菅原神社」です。

学問で有名な菅原道真公を主神とする神社で、文学の祖神はもちろん、牛馬の守護神として崇敬されています。

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境内の後方には欅(けやき)の木があります。
この欅の木は特徴的で、毎年春と秋の二度に芽がたつと言われている「二度芽の欅」と呼ばれ、伊賀市の天然記念物に指定されています。

そして、菅原神社を出て3分。
最後におすすめする場所は「寺院七ヶ寺が並ぶ寺町通り」です。
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ここは、上野の城下町を象徴するような立派な寺町で7つの寺院が並び、白壁が美しい通りとなっています。
また、それぞれの寺院に由緒をもち、優れた文化財が宝蔵されています。
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こちらは「上行寺」。
このように、歴史あるお寺が7か所並んでいるので、ゆっくりと散歩しながら見て回れる場所となっています。

週末はぜひ、自然と歴史あふれる伊賀へ!
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今回は、伊賀上野のまちをご紹介しました。
自然はもちろん、歴史あふれる城下町をめいっぱい体感することができる場所です。
1日使っても十分楽しむことができるので、ぜひこの機会に伊賀を訪れてみてはいかがでしょうか?

魅力いっぱいの伊賀へ、ぜひ来てください!

▼紹介した場所の情報はこちら

上野城
登閣料:500円
http://www.ict.ne.jp/~uenojyo/

芭蕉翁記念館
入館料:300円
http://www.ict.ne.jp/~basho-bp/