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05月09日12時02分

肌の老化はなぜ起こる?

お肌のコンディションは、その時々の状態によって、見た目の年齢が大きく変わってくるだけではなく、その人の気持ちまで明るくしたり暗くしたりと心まで支配されてしまいます。 今日はお肌の老化について考えてみましょう。

お肌は年中戦っている

私達の皮膚は冬の寒さや乾燥のストレスにさらされます。

そして夏には強い日光の日差しでダメージを受けます。

要するに一年中なにかのストレスを受け続けるなか、年齢とともに修復能力も低下していき、回復しきれないダメージがどんどん蓄積されてゆくことになります。

「今日は大丈夫」とか

「手入れが面倒くさいわ」と、

なんの注意も払わずにケアを怠っていると、近い将来か遠い将来かはともかく、確実にシワやシミ、クスミといった肌の老化となって現れてくるのです。

よく言われる紫外線とお肌の関係について

皮膚には強い日差しから体を守ろうとする働きが備わっています。

太陽の光は生物が生きてゆく上で欠かせないものですが、人体に有害な紫外線も含まれています。

私達の皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の三層でできています。

表皮の”基底層(きていそう)”には基底細胞とメラニンを作るメラノサイトという細胞(正式には色素生産細胞)があります。

メラニンには皮膚の色を濃くする色素で肌を作るとともに、紫外線を浴びるとメラニン色素は紫外線を反射し、紫外線の外から細胞のDNAを守る働きをしています。

メラニン色素がたまった細胞が増えると、肌が黒くなります。これが日焼けの仕組みです。

紫外線を浴びなくなると、色素生産細胞であるメラノサイトはメラニンを作るのをやめます。

そして皮膚のターンオーバー(新陳代謝)によってメラニンは徐々に表面に押し出され角質と共に皮膚から剥がれてゆきます。

健康な肌の場合は、28日周期で行われています。

でも、皮膚が健康ではなかったら・・・

もし、多すぎる紫外線を浴びてしまい皮膚を攻撃した時に、メラニン色素が細胞のDNAを守りきれなかったとしたらどうなるでしょうか。

ここが皆さんに注意をしていただきたいポイントです。

よく日焼けをし過ぎると皮膚がヒリヒリとして赤くなります。これは皮膚に炎症が起きている状態でコレ自体はすぐに収まります。

でも

実際にその下で何が起こっているかというと、表皮の細胞のDNAに傷がついて、皮膚細胞がエラーコピーをしている状態で分裂していっています。

傷が多くできればできるほど(紫外線を浴びれば浴びるほど)間違ったコピーが大量に複製され、シワやシミ、クスミ、そしてソバカスとして現れてくるのです。

これから夏に向かって、強烈な日差しをうまく付き合っていきましょう。

この連載の担当は・・・

肌の老化はなぜ起こる?
井上 千明
医学博士
健康管理士
健康カウンセラー
ホリスティックラボ主催

http://www.bontec.co.jp

結婚、出産育児、妻、母親そして企業家経営者という体験から、なにか社会の役に立ちたいという意識を強く持ち、現代人の健康と生活に密着した一番大事なものとしての、「水」に注目、美味しく安全なる水を消費者に送り出す。また心身を患う人びとへメディカルアドバイザーの立場から副作用の無いバイオテクノロジーによる薬用飲料の普及活動に携わる。現在は株式会社ボンテックでアドバイザーを務め、健康不安を感じる方からの電話相談を幅広く受けている。