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04月14日12時50分

株式会社をつくろう!(6) 資本金 編

資本金って一体何だろう? 資本金と株の関係は? 知ってそうで、知らない資本金の知識

資本金

原則として、株主から出資を受けた金額が、資本金となります。
資本金というのは、財産そのものではありません。
ですので、会社の財産が増減しても、それに連動して資本金が増減することはありません。
資本金は現金で出資されることが多いですが、出資された後の現金は、会社の財産となり、会社設立後、会社の事業のために使用しても、問題ありません。

資本金の額

資本金の額は、いくらにしておけばいいのでしょうか?
資本金は1円でも、会社を設立することができます。
しかし、資本金によって、会社の信用性が決まる場合もありますので、あまりに低い金額を資本金に設定してしまいますと、その分、会社の信用性も低くなってしまう可能性があります。
会社の資本金は、誰でも取得することができる会社の登記事項証明書(以前の会社謄本)に記載されますので、誰でも会社の資本金を知ることができます。
資本金の基準となる金額というのはありませんが、有限会社の設立に必要とされていた資本金の額が300万円でしたので、この金額を一つの基準にしてみてはいかがでしょうか。

※現在は、有限会社という種類の会社を設立することはできませんが、有限会社に近い会社組織を株式会社でつくることができます。

一株あたりの金額及び発行する株式の数

株式会社は、出資を受けると、その対価として、出資額に応じて、出資者に株式を発行します。
ですので、会社が発行する株式を算出するために、一株あたりの金額を決めておく必要があります。一株あたりの金額は、自由に決めることができます。
一株あたりの金額が決まれば、次の計算方法により、出資者の持株数を算出できます。

出資者の出資額÷一株あたりの金額=その株主の持株数

出資者全員の持株数の合計が、会社が設立に際して発行する株式の総数となります。

ちなみに、
全議決権の過半数以上の議決権分の持株数があれば、会社のたいていのことは決めることができます。
全議決権の3分の2以上の議決権分の持株数があれば、会社のほとんどのことを決めることができます。

発行可能株式総数

会社設立後は、出資を募集し、その分の株式を新たに発行して、資本金を増やすことができます。
その新しく株式を発行できる限界の数が、発行可能株式総数です。
この発行可能株式総数は、会社設立の段階で決めておく必要があります。
会社設立後も、この発行可能株式総数を変更することはできます。
(ただし、発行可能株式総数の変更は、法務局での登記手続きが必要ですので、その費用が発生します。)

このコラムの担当は

司法書士 森高悠太
ホームページhttp://www.moritaka-leo.jp/

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