サポート終了後のウイルス感染率は21倍!
4月9日、ついにWindows XPのサポートが終了された。
2001年10月にリリースされてから約12年半の歴史に幕を閉じた、このWindows XP(以下XP)。
12年半にも及ぶサポート期間の長さはWindows OSの中では最長で、その人気の高さがうかがえる。
XPに関するウイルス感染率は、最新OSであるWindows 8 の約21倍とされている。
特に、サポートが終了されたことによる影響が強く、更新プログラムが配布されないことから脆弱性がさらに拡大される見込みだ。
このような点から考えると、21倍という数字もうなずける。
6月末でも600万台が稼働!
オランダとイギリスがXP「延長」契約を結ぶ!
米国時間の4月2日、英国政府は XP、Office2003、Exchange 2003のサポート継続の契約をマイクロソフトと取り交わした。
英国政府はこのサポート継続費用として、マイクロソフトに554万8000ポンド(約9億5000万円)を支払うことに同意したようだ。
また、オランダ政府もXPのカスタムサポートが受けられるよう巨額な契約を結んでいる。
各国のXPの需要がいまだに高いとみられ、今回の契約に至ったようだ。