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03月28日12時30分

日本人がリバウンドしやすいのは遺伝子的に太りやすいから・・・ 白色脂肪細胞について

日本人の遺伝子は、DNAが長年の経験で変異し大昔から人類が厳しい環境を生き抜くため、省エネ型遺伝子になり今日まで継続しています。遺伝子のハイブリッドカーとも言える日本人の遺伝子には、現代の飽食の時代では栄養過多となり太りやすい傾向にあるのです。 本日は前回に引き続き、ダイエットの大敵である白色脂肪細胞についてです。

脂肪細胞の一つ白色脂肪細胞について

倹約遺伝子のある脂肪細胞には2種類あります。

白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2つです。

本日は白色脂肪細胞に焦点を当てましょう。

白色脂肪細胞は、余ったエネルギーを中性脂肪として貯めこむ性質を持っています。余分なエネルギーがあることで、倹約遺伝子の性質がより活性化するために、脂肪として効率よく蓄えてしまうことで、白色脂肪細胞はドンドン肥大化されていきます。

この細胞は全身にありますが、特に下腹部や太もも、背中、上腕部、内臓の周りに多くあります。
白色脂肪細胞は生命の維持に貴重な細胞なのは間違いないのですが、これがダイエットでは天敵にもなっているものなのです。

白色脂肪細胞は母親の体内にいる時や、生後1年の間、思春期などの成長期に増えやすく、この時期に細胞の数を過剰に増やしてしまうと、その後は細胞の数が減少しないため、太りやすい体質になってしまいます。

白色細胞の数は太りにくい人で約300億個、太りやすい人で約600億個と言われています。

これは、赤ちゃん時代の栄養過多・運動不足が太りやすい体質をつくってしまうと言われています。

白色脂肪細胞はタンス貯金しているのと一緒で毎日コツコツ白色脂肪タンス貯金をためこんで、万が一に備えようとしている、タダそれだけの役割です。

脂肪貯金がありすぎて血液中に糖分が多くなり、体に不調をきたそうが、みにくい体型になろうが、お構いなしです。

白色脂肪細胞は生命のいざという時のために、DNAの指令に従って栄養を溜め込もうと働いてくれる実に真面目な細胞なのです。それ故になかなか栄養分を手放さず、減らすには困難な細胞なのです。

次週は褐色脂肪細胞について説明します。

この連載の担当は・・・

日本人がリバウンドしやすいのは遺伝子的に太りやすいから・・・ 白色脂肪細胞について
井上 千明
医学博士
健康管理士
健康カウンセラー
ホリスティックラボ主催

http://www.bontec.co.jp

結婚、出産育児、妻、母親そして企業家経営者という体験から、なにか社会の役に立ちたいという意識を強く持ち、現代人の健康と生活に密着した一番大事なものとしての、「水」に注目、美味しく安全なる水を消費者に送り出す。また心身を患う人びとへメディカルアドバイザーの立場から副作用の無いバイオテクノロジーによる薬用飲料の普及活動に携わる。現在は株式会社ボンテックでアドバイザーを務め、健康不安を感じる方からの電話相談を幅広く受けている。