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01月16日19時51分

WindowsXPの終了間近!放っておくと非常にマズイ最新PC事情

2001年11月に販売されたWindowsXPが2014年4月をもって、Microsoft社の正式サポートが終了となる。実に13年間という、非常に長い歴史をもつことになったWindowsXPだが、この正式サポートが終了となると一体どうなるのだろうか?

そもそもサポート終了って何があるの?

Microsoft社の正式サポートというものは一体何なのか?そもそもサポートをしていたのか?という疑問が聞こえてきそうだが、ここはまず、Microsoft社がどういったことをしていたのかを説明しよう。

WindowsXPの機能として「Windowsの自動更新」という機能がある。
よく右下に出てくる「自動更新のダウンロード・インストール中」というバルーンの物だ。黄色い盾のようなアイコンでピョコっと出てくるのを皆さんも見たことがあるのではないだろうか。

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この自動更新というものは、WindowsXPの不具合やバグ、セキュリティ強化のためにMicrosoft社が正規ユーザーにのみ、自動でダウンロード配信しているプログラムだ。

Windowsに限らず、OS(オペレーティングシステム)というものは、ほとんどの物が「不完全な状態」で販売される。販売され、広まり、利用ユーザーが増えることによって発覚する不具合やバグなどを、販売会社が穴埋めするためにその修正プログラムを配信しているのだ。

この「配信されている修正プログラム」が所謂「正式サポート」と言われるものだ。

自動更新が無くなるとどうなるの?

正式サポートが終了となり、WindowsXPの修正プログラムが配信されなくなるとどういったことが起きるのか?

答えは至極簡単。不具合が発見されても、バグが発見されても、セキュリティ的に非常にマズイ物が見つかっても、それらが直されることは無い、ということだ。
平たく言うとウィルス被害やハッキング被害に遭いやすくなり、それらを誰も保障しない、ということになる。

これは非常に由々しき事態を招くことになる。
個人でオンラインショップを利用し買い物をする場合でも、クレジットカードの番号などがウィルス等によって流出し、カード被害に遭ったりするケースも多々報告されている現状から考えると、非常にマズイことになる事は明白だ。

更には法人ビジネスユーザーの場合は会社の情報が簡単に漏洩してしまう結果にもなりかねない。そうなると社会的な問題に発展し、会社としても大ダメージを受けることになる。場合によっては損害賠償請求が乱発することになるだろう。

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ウィルス対策ソフト等を販売しているメーカーは、それぞれ「ある程度はXPサポート終了後も面倒を見る」と公表しているが、これも根幹部分に関わる不具合やバグ、セキュリティホールに関しては手出しができない。
表面上は守れても、根幹部分で感染してしまっては元も子もない。

つまり、正式サポートが打ち切りになるということは「完全に無防備な体制をとる」ということに等しい状態となるのだ。

具体的にどうするのが良いの?

現在、国内には約1300万台のWindowsXP機が存在すると言われている。中古売買等を考えるとその倍の数は存在するのではないだろうか。
もし今、WindowsXPを利用しているのであれば色々対策を取らないと非常にマズイことになる事は明白だ。
まず確認すべき点としては、現在利用しているWindowsXP機が「何年代」に作られた機種かを確認してみよう。

年代

CPUの種類

対応方法

2001年~2004年頃

Pentium4
PentiumM
Athlon64
Celeron
CeleronD

Windows7/8へのアップグレード不可能。パソコン本体の買換えが必須。

2005年~2006年頃

PentiumD
Athlon64 x2
Core2
Phenom

Windows7/8へのアップグレード不可能。パソコン本体の買換えが必須。

2007年~2008年頃

Atom
Core2Duo
Core2Quad
Centrino

状況によってはWindows7にアップグレード可能。Windows8へのアップグレードは厳しい。

2009年~2010年頃

Core i3
Core i5
Core i7
CeleronDualCore
PhenomⅡ
Xeon

Windows7/8へのアップグレード可能だが、少し処理が遅くなる可能性有。

2011年~2013年

CeleronDualCore
PentiumDualCore
Core i3
Core i5
Core i7
Core i7 Extreme
Xeon

ほぼ問題なくWindows7/8へのアップグレード可。

上記の表を見れば、どの年代のPCがそのまま存続させることができるかが一目瞭然だ。
ご自身のCPUの種類から逆引きすることもできると思うので、一度確認をしてみよう。